広島大学と本学が包括的パートナーシップ協定を締結

2020/01/19(日)

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左から広島大学佐藤理事・副学長、越智学長、桜美林大学畑山学長、佐藤理事長・総長

桜美林大学と広島大学は、相互の教育・研究活動の交流と連携・協力の推進を図るため、包括的なパートナーシップ協定を1月17日(金)、桜美林大学新宿キャンパスにて締結しました。

この協定は、法人の設置形態を超えて、両大学の理念を尊重の上、それぞれの地の利、教育・研究活動及び事業の特質を最大限に活用し、包括的な交流と連携・協力の推進によって、我が国の教育・研究の一層の発展に資するとともに、急速にグローバル化が進む 21 世紀において新たな大学発展の可能性を試みるものです。

協定書調印式では、広島大学の佐藤利行理事・副学長により概要説明が行われた後、佐藤東洋士理事長・大学総長、畑山浩昭学長、越智光夫広島大学学長により調印が行われました。

この協定により、特に次の 6 領域の教育・研究及び事業について実施するよう努めていきます。

(1) 教員・職員・学生の交流
(2) 学部(学群)・大学院の単位互換及び学生の教育研究指導
(3) 国際交流事業
(4) 施設・設備・学術研究資料等の相互利用
(5) 社会貢献事業
(6) その他両大学が必要と認める事項

広島大学 越智光夫学長

調印後、越智学長は「広島大学と桜美林大学は、日中教育研究交流や、高等教育分野において、これまでにも連携した取り組みをしてきました。今回の包括協定によって両大学の交流が一層広範になり、相互に教育研究を発展させていくことが期待できます。今、大学は、社会の様々な機関と協働して、難問の解決に取り組み、ソーシャルイノベーションを生み出して、新しい社会を創造できる人材育成を期待されています。本協定に基づき、双方の有する教育研究資源を相互補完あるいは相乗的に活かし、両大学の教育研究力の向上を図っていきたい」と挨拶。

桜美林大学 畑山浩昭学長

これを受け、畑山学長は「広島大学の研究力の推進や、リベラルアーツの推進といった取り組みは、桜美林大学と共通するものがあると感じていたので、地域や種別を超えてお互いのリソースを持ち寄って活用するところから、新しい価値を生み出すことができると実感し、この協定には喜びとともに期待感を持っています。特に教育分野やグローバル分野で、日本における高等教育に風穴をあけるような突き抜けた取り組みができるよう、知恵、経験、技術等々を持ち寄って、形にしていきたい」とコメントしました。

国立大学法人と私立大学という設置形態を超えた協定であることに大きな意義を持つ本協定。それぞれの大学の理念をお互いに尊重しながら、広島と東京という地の利を活かし教育研究活動を進めてまいります。

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