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リベラルアーツ学群が農業女子プロジェクト「チーム"はぐくみ”」に参加

2018/10/22(月)

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この度、桜美林大学リベラルアーツ学群は農林水産省の農業女子プロジェクト「チーム“はぐくみ”」に参加致します。農業女子プロジェクトとは、女性農業者が新たな商品やサービス・情報を社会に広く発信し、農業で活躍する女性の姿を多くの人に伝える取り組みです。現在、全国の約700人の女性農業者が参加し、企業などと連携して新商品やサービスを開発したり、情報発信などを行っています。

このプロジェクトの一環として、教育機関と農業女子プロジェクトメンバーが連携し、未来の農業女子を育成する活動が「チーム“はぐくみ”」です。すでに、東京農業大学や産業能率大学、近畿大学などの学生が参加し、農業女子と共に問題解決に取り組んでいます。

今回参加する片山博文教授のゼミでは、「農業女子という未来型ライフスタイル」をテーマに、農業女子のワーク・ライフ・バランスの現状と課題を分析。農業女子メンバーのさまざまな実践に学びながら、農業を21世紀の「未来型ライフスタイル」として提示することをめざします。「同じ女性として、自分自身の今後の人生と照り合わせながら考えていきたい」と、ゼミ生の望月陽名さん。

片山教授

片山教授は、プロジェクトの趣旨について、次のように述べています。「農業は、『3K』という言葉に代表されるように、これまで働き方という点において否定的にとらえられることが多かったのですが、副業を許容する多様な働き方のモデルとしての兼業農家、仕事と生活・子育てを柔軟に両立させる可能性、6次産業化を含めて身の丈に合った起業方法を提供する可能性など、新しい働き方、とくに女性のそれを生み出す大きな可能性をもつ分野でもあります」。

「さらに、高齢化による農業の危機が叫ばれてきましたが、捉え方を変えれば、60代、70代が現役で立派に働いている業界であると言えます。65歳定年の雇用労働が前提の現代社会で、農業は来るべき『人生100年時代』に最も持続可能な働き方になり得るのです」。

今後、農家の「跡取り娘」や子育て中の方、新規就農者など異なる立場から農業と向き合う農業女子メンバーにインタビューを行っていく予定です。

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