留学生が町田天満宮祭りでみこし体験

2018/09/25(火)

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9月23日(日)、町田天満宮祭りで桜美林大学の短期留学生24人が原町田六丁目町内会「六生会」のみこしを担ぎました。留学生に日本文化に触れてもらおうと、東京町田サルビアロータリークラブのご厚意により長年続いているイベントで、今年で23年目になります。今年はタイ、カナダ、インド、台湾、中国、イタリア、ドイツ、フィンランド、アメリカ出身の留学生が参加。 六生会のはんてんに身を包み、「せやっさー」のかけ声に合わせ、原町田六丁目町内会を練り歩きました。

みこしは、六生会お神酒所のある小田急線町田駅前カリオン広場をスタート。東急百貨店横やJR町田駅前のまほろデッキなどを周り、約2時間かけて町内会を巡りました。六生会の方に声をかけてもらいながら、一生懸命にみこしを担ぐ留学生たち。途中、2カ所のお神酒所で休憩。お神酒や焼き鳥などの食べ物を振る舞われると、嬉しそうにほおばります。六生会の方に神輿の重さや祭りの由来などについて聞いたり、「どこの国から来たの?」などの質問に応えるなど、会話の弾む場面が見られました。

留学生は、みこしを先導する高張ちょうちんの持ち手も体験。六生会のスタッフに歩き方を教えてもらいながら、慎重な面持ちで進みます。

再び、カリオン広場に戻ってくると、町田天満宮の本みこしが到着。留学生たちは、町内会のみこしより一回り以上大きなみこしにびっくりするものの、必死にみこしを担ぎます。「みこしは思った以上に重たくて、肩が痛くなったけど、楽しかった」と台湾からの留学生オウ・ショウユウさん。汗をかきながら、心地よい疲労感と共に清々しい表情を見せました。

着替えを済ませた一同は、町田天満宮祭りへ。「日本の祭りに行くのは初めて!」と大喜びの留学生たち。他の日本人参拝客を真似しながら、二礼二拍手一礼を行いました。その後は、各々で夜店を散策し、たこ焼きや焼きそばなどを購入。金魚すくいや射的など日本ならではの夜店に興味津々で、写真を撮ることに夢中になっていました。「日本の文化に興味があったので、みこしやお囃子、祭りに触れることができて、良かったです。日本のお祭りの雰囲気が大好きです」と中国からの留学生リン・ウキンさん。日本文化を堪能して、充実感に満ちた表情を見せていました。

一日中、留学生を見守り、案内してくださったロータリークラブの内田三郎さんは、「これからも留学生の皆さんに日本の祭りを楽しんでもらいたい」と話しました。

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