王蒙氏に名誉博士号を授与

2017/11/07(火)

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桜美林大学では、学問・文化の向上に対して功績があると認めた方々に対し、桜美林大学名誉博士の称号を授与しています。 11月7日(火)に中国の著名な作家で元文化部部長の王蒙氏を本学町田キャンパスにお迎えし、荊冠堂チャペルにおいて佐藤東洋士理事長・総長および三谷高康学長から桜美林大学名誉文学博士号を授与し、引き続き王先生による「文芸に現れた中国の思想と文化」と題する記念講演が行われました。 (授与理由) 王氏は中国を代表する作家として数多くの小説を執筆し、その著書を通して人々に多大なる影響を与えました。また中華人民共和国文化部部長として中国文化の繁栄に貢献されました。 (王蒙氏略歴) 1934年北京生まれ。 19歳で小説『青春万歳』を著し、『組織部にやってきた若者』で注目を集める。反右派闘争、文化大革命の中、執筆の権利を奪われる。 1963年から中国西北端の新疆イリで生活。 1978年に北京に戻り中国作家協会に復帰。文芸誌『人民文學』の編集長、中国作家協会副主席、中国共産党中央委員、全国政治協商会議常務委員、文化部部長など重職を歴任。 1988年に文化部部長の辞意を表明し、翌89年に受理され、創作に専念。著書は、邦訳された小説『胡蝶』『淡い灰色の瞳』『応報』のほか、中国古典文學の解説書も多数。現代中国の文学界の重鎮として国内外で活躍を続ける。

(左から)三谷高康学長、王蒙氏、佐藤東洋士理事長

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