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イタリア声楽コンコルソで本学初受賞〜卒業生岡村実和子さん

2017/01/12(木)

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2016年12月28日(水)、日本イタリア協会と毎日新聞社が主催する声楽コンクール「第46回イタリア声楽コンコルソ」の本選会がフィリアホール(横浜市)で行われ、本学総合文化学群(現芸術文化学群)音楽専修の卒業生・ソプラノ歌手岡村実和子さん(2009年度卒)が、イタリア大使杯を受賞しました。「イタリア声楽コンコルソ」は、1970年から開催され今年で46回目を迎える由緒ある声楽コンクール。国内外の一流演奏家をはじめ、イタリア国立音楽院の総裁や学長、指揮者、演出家等が特別審査員として招聘されて国際水準の審査が行われ、多くの実力派オペラ歌手を輩出してきました。

在学中は小林玲子ゼミに所属。声楽を熱心に学んだという岡村さんは、小林教授から「粘り強く明るい性格を持ち、演奏する作品研究も熱心にするタイプ」と評されています。卒業後は二期会オペラ研修所を修了した後、アメリカ・メンフィス大学音楽学部研修生として研鑽を積みました。そして現在、日本に帰国して活発な演奏活動を続けています。

コンクールで歌った曲は、歌劇「清教徒」より“あなたの優しい声が”(V・ベッリーニ)と歌劇「つばめ」より “ドレッタの美しい夢”(G・プッチィーニ作曲)の2曲。本選会の演奏を聴いた小林教授は、「歌声は清楚で伸びやか。それぞれの曲に登場する違う2人の女性の姿を、心から発せられる声で見事に表現していた」と感想を話しました。

岡村実和子さんのコメント
「名誉ある賞をいただくことができ大変光栄で嬉しく思っております。これは私一人の力で受賞したわけではなく、これまで支えてくださった先生方をはじめ、皆様の支えそして、学びを深めていくことのできる大学生活があってこそ頂けたのだと感謝の気持ちでいっぱいです。今回の受賞を励みに、これからも努力し研鑽を積んでまいります。」

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