同志社校友会より寄贈された「カタルパ」苗木の植樹式

2016/09/13(火)

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右手前がカタルパ苗木

9月13日(火)、同志社校友会神奈川県支部・KDS(神奈川同志社シニアー)ウォーキングクラブから同志社創立者・新島襄ゆかりのカタルパの苗木が本学に寄贈され、両校の関係者が参列して、キリスト教礼拝形式にて植樹式を執り行いました。
カタルパは北米・東南部に分布する落葉樹で、和名は「アメリカキササゲ」。5月下旬頃ベル状の白い花をつけ、秋にはサヤエンドウのような実をつけます。明治13年頃、新島襄はアメリカから種子を取り寄せ、熊本で大江義塾設立のため奔走する教え子の徳富蘇峰に贈り、激励しました。その後、木の成長に合わせるごとく蘇峰がジャーナリストとして成功を収めたため、以来カタルパは「師弟愛の木」として巷間認知されるようになりました。
桜美林学園の創立者・清水安三が同志社大学神学部で学び、後年「大学の設立こそは 少(わか)き日に 新島襄に享(う)けし夢かも」と詠んだように、同志社と桜美林には脈々と友好・協力関係が受け継がれており、この度桜美林大学の創立50周年を祝して同志社校友会よりカタルパの苗木が贈られたことは、非常に意義深いものといえます。

左から三谷学長・佐藤理事長・竹村慶三支部長

当日は朝方激しく雨が降っていましたが、植樹式の行われる11時30分には雨もあがり、賛美歌・聖書朗読などに続いて、同志社校友会神奈川県支部の竹村慶三支部長は苗木贈呈のご挨拶のなかで、「桜美林(清水安三)と同志社(新島襄)の年譜でみる」両校の縁と絆を紹介されました。また、自身が同志社大学卒業生である三谷高康・桜美林大学学長は謝辞として同志社大学の著名な神学者・竹中正夫から聞いた「人間を育てるのは、樹木を育てるようなもの」という言葉を引き、「教育に携わる者として、人を育てることの意味を再確認する機会として、この苗木の寄贈・植樹に感謝します」と述べました。

同志社校友会の皆さんと桜美林学園関係者

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