北京陳経綸中学の張德慶校長へ名誉博士号を授与

桜美林大学では、学問、文化の向上に対して功績があると認めた方々に対し、桜美林大学名誉博士の称号を授与しています。

12月19日（土）、中国北京陳経綸中学の張德慶校長に、日中友好、そして本学園と陳経綸中学との教育交流への多大な功績を称え、名誉博士号を授与いたしました。陳経綸中学は、桜美林学園の創設者清水安三が北京・朝陽門外に開設した崇貞学園を前身としており、桜美林学園と創設年度を同じくする姉妹校です。これまでにも、陳経綸中学の創立90周年（2011年）の記念式典において桜美林中学・高校の吹奏楽部が演奏を実施、さくらサイエンスプランで採択された桜美林大学の環境やコンピュータグラフィクスのプログラムに陳経綸中学の生徒が参加するなどしてきました。また2015年10月には陳経綸中学・高校の合唱部と桜美林中学・高校の吹奏楽部による合同演奏会、同野球部による親善試合なども行われました。

名誉博士号を授与された張先生は、「大きく発展した桜美林学園を目にし、清水安三先生の苦労に想いを馳せずにはいられませんでした。朝陽門外は桜美林学園の始まりの地であるので、そこで私たちはこれからも清水先生の教育理念を受け継ぎ頑張っていく、そしてそれが清水先生への最大の恩返しです。創立95年という大きな節目を迎え、桜美林と手を携えて更なる発展をしていきたい」と語りました。