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“グローバル”が日常に!ASPIRE Japan・KoreaによるASPIREフォーラムを開催しました

2015/06/01(月)

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ミーティング風景

2015年5月30日に第1回ASPIREフォーラムが、桜美林大学多摩アカデミーヒルズで開催されました。ASPIRE(Action by Students to Promote Innovation and Reform through Education)は、本学が世界拠点校として関わる国連と高等教育機関のパートナーシップを促進する国連アカデミック・インパクト(UNAI)の学生版の取り組みです。ASPIRE Japanは、本学を中心に様々な大学の学生から構成され、このフォーラムでは5大学から22人の学生が参加をしました。ASPIRE Koreaも、4大学16人の参加があり、合計38人の日韓の大学生が参加するものになりました。

左からASPIRE Japan代表、佐藤総長、
ASPIRE Korea代表

フォーラムでは、日韓の文化や人間性のような一般的なトピックから、現在両国が抱える領土や歴史の問題まで幅広い議題が扱われました。両国関係に関わる議題については、これまでASPIRE Japan・Koreaの双方に慎重な意見が多く、今回のフォーラム前にも様々な意見が出されました。しかし、ASPIRE Japanは、2010年から継続的にASPIRE Koreaとのミーティングを重ねて信頼関係を構築しており、今回に至りました。
フォーラムは終始和やかなムードで行われ、これまで学んできた相手国への知識、お互いの認識などが話し合われました。その中で、「歴史を知ることは重要ですが、歴史は一部の見方に過ぎず、また過去は変えられるものではありません。しかし将来をよりよくするための努力は、学生が最も社会に貢献できることです」という意見が出され、全ての参加者の合意を得ることができました。

学生による終了の挨拶

最後には、本学の佐藤東洋士理事長・学園長(大学総長)の挨拶があり、日韓友好や学生同士の交流の重要性について話されました。また、オーストリアのウイーンで開催が予定されている2017年世界大学総長協会(IAUP)総会において、ASPIREをはじめとする世界の学生のセッションが用意されていることも明らかになりました。ASPIRE Japanは、ASPIRE Koreaとともに、今後の継続的な交流や学習だけでなく、ヨーロッパ圏の学生との協働も視野に入れた大きな挑戦を続けていきます。

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