
今年は中国演劇の巨星であり世界的に有名な京劇俳優、梅蘭芳(メイランファン)の生誕120年を迎えます。その記念行事として、10月11日(土)に中国から梅蘭芳の末子で梅派芸術の継承者、そして桜美林大学名誉文学博士でもある梅葆玖氏をお招きし、在日中国大使館教育部、早稲田大学、桜美林大学の専門家とともに、梅派京劇芸術の魅力や梅蘭芳の訪日公演と日中演劇交流などについての講演会が行われます。
講演会では、本学芸術文化学群の袁英明准教授による講演と実演も行われます。
【梅蘭芳とは】
中国演劇のシンボルである梅蘭芳(メイランファン)は、祖父と父が京劇役者という京劇の名家で育った四大名旦(名女形)の1人で、外国に初めて京劇を紹介した世界的名優です。京劇の改革に成功し、梅派を創始。政治的緊張の中、日本で行われた1919年の初公演と1924年の大正帝劇改築祝賀公演は、日本中で梅蘭芳ブームを巻き起こしました。1956年に、周恩来の命により、国交のなかった日本で訪日京劇団の団長として実施した公演は、1972年の日中国交回復に重要な役割を果たしたと考えられています。
日時 | 2014年10月11日(土)13:30開場、14:00開演 |
---|---|
場所 | 一橋大学一橋講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2 学術総合センター2階) |
言語 | 日本語・中国語(同時通訳あり) |
入場料 | 無料 |
定員 | 先着500名 |
申込み | こちらよりお申込みください |
ページの先頭へ