国際学術研究学位プログラム [博士後期課程]
ディプロマ・ポリシー
研究者および大学教員を目指す人たちが主対象であり、博士前期(修士)課程での学修を前提とする。博士前期(修士)課程で修得した学術理論の修得を基盤として、専門職に期待される知識、技能(Knowledge, Skills)の獲得と高次思考技術(Higher Order Thinking Skills)の醸成を行う。
本大学院の「修了認定・学位授与の方針」に基づき、本専攻では所定の在学期間と単位数を満たし、博士論文の審査及び最終試験に合格した者で、かつ国際的視野を備え、独立した学術的研究者もしくは高度な専門的職業人としてそれぞれの分野で高度な専門的知識と能力を修得した者に博士(学術)の学位を授与する。
カリキュラム・ポリシー
本大学院の「教育課程編成・実施の方針」に基づき、人文社会科学分野を心理学研究領域と経営学研究領域に分けている。各分野に即した研究指導を行い、独立した学術的研究者もしくは高度な専門的職業人の養成につながる教育課程を編成している。
①教育課程の特色
グローバル化する社会の多様な要請に対応できる新たな学術的及び高度な専門分野として展開している。
②教育方法や実施体制
博士前期(修士)課程は講義が主となる授業形態であるのに対し、博士後期課程は演習を教育の主たる方法として構成され、専ら博士学位論文の作成に対する研究指導が中心となる。
各セメスターにおいて、それぞれの研究領域に置かれた「専門セミナーⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ」を修得することにより、高度な研究能力及びその基礎となる豊かな学識を身につけつつ博士論文執筆の準備を進めるが個別の研究指導は「専門セミナー」とは別途行われる。
③学修成果と研究成果の評価
博士論文は先行研究の調査、独創的なテーマ設定、関連資料の収集など学術的な取り組みのもとで進められることになる。「専門セミナーⅡ」と「専門セミナーⅣ」履修時に博士論文中間発表を受けることにより研究の進捗チェックを受け、修了予定セメスター(最短で6 セメスター目)においては「専門セミナーⅥ」を履修して、博士論文の最終的な仕上げと提出に向けた指導を受けることとなる。提出された学位請求論文は、本学位プログラムにおける「修了認定・学位授与の方針」に照らし合わせて評価される。
アドミッション・ポリシー
本学位プログラムにおける学生受入れの方針は、次のとおりである。
経営学、心理学の学術分野について、国際的に通用する学術的研究者や高度な専門職業人の養成等を目的としている。
【求める学生像】
・高度な知的基盤社会に十分貢献できる複合的な学修及び学際的な研究活動を通じて、高次プロフェッショナルとして社会で活躍できるべく、経営学、心理学の分野について強い関心と高い目的意識を持ち、学術的研究者もしくは専門的職業人を目指そうとしている方
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