三つの方針

  • 学位:修士(経営学)
  • 博士前期課程
  • 新宿キャンパス
  • 募集人員 100人程度

経営学学位プログラム(博士前期課程)

ディプロマ・ポリシー

大学院教養(人文科学、社会科学の研究方法論の修得を含む豊かな高次学術基盤の構築)の修熟と高度の専門職力(プロフェッショナル・レディネス)の養成に着眼し、グローバル化時代での活躍に不可欠な実行機能の育成も視野に教育実践を行う。
経営学研究における学術理論の修得を基盤としたユニットを配置し、これらを履修することによって、専門職に期待される知識、技能(Knowledge, Skills)の獲得と高次思考技術(Higher Order Thinking Skills)の醸成を行う。
本大学院の「修了認定・学位授与の方針」に基づき、本学位プログラムにおいては、所定の在学期間と単位数34単位以上を満たし修士論文もしくは研究成果報告の審査及び最終試験に合格し、かつ多様化する国際社会にあって主体的に企業運営を担うに充分な専門的・学際的知識、的確な分析能力と高い判断力、論理的思考力を修得した者に修士(経営学)の学位を授与する。
 
また、学位取得の過程では、以下の三項目が評価の対象ともなる。
 
・Work ready=職場の行動や態度として基本的に期待されること
・Job ready=仕事を始める最初の段階で必要とされる特定の訓練内容を獲得していること
・Career ready=キャリアパスの中で学びを始めるに足る重要な知識、学修のための技能や技術を獲得していること

カリキュラム・ポリシー

本大学院の「教育課程編成・実施の方針」に基づき、本学位プログラムでは、研究者としても自立しうる高度の専門性を有する経営のジェネラリストや、ビジネスの最前線をリードしていく力量を身につけた管理運営のスペシャリストを養成することをミッションとし、教育課程を編成している。
 
①教育課程の特色
本プログラムでは、「経営戦略」、「組織・人事」、「会計・ファインナンス」、「イノベーション」といった経営学の基盤的な理論と知識の修得を目的とするユニット群に加え、「サステナビリティ」、「エンターテインメント」、「アジアビジネス」といった個別のトピックを深耕するためのユニット群を用意している。これらの多様なユニットから、個別の履修者がそれぞれの目的に応じた科目を履修することにより、柔軟かつバランスの取れた学修が可能となる。さらに、現代の企業が抱える様々な新しい経営課題に対して、その把握と解決への要請に応える1 単位科目群を用意し、リスキリングを通じたキャリアップを支援する。
 
②教育方法や実施体制
「専攻演習」は、研究指導担当教員のもとで修士論文を完成させるための演習科目として置いている。学生がより主体的に研究に取り組めるよう、研究活動へのアドバイスを行います。また、専門分野に特化した問題解決能力と高度にして専門的な職業能力修得を目的としたケーススタディを中心とした指導も行っていく。
 
③学修成果と研究成果の評価
修士論文は、先行研究の調査、独創的なテーマ設定、関連資料の収集など学術的な取り組みのもとで進め、研究成果報告は、実学的な側面を重視し、本人の業務内容に関連した問題をテーマとしたケーススタディを中心として実務的な論文を作成する。いずれも中間発表から修了試問を経て、審査委員会により審査され、本学位プログラムにおける「修了認定・学位授与の方針」に照らし合わせて評価される。

アドミッション・ポリシー

本学位プログラムにおける学生受入れの方針は、次のとおりである。
 
複雑化する国際競争社会において、的確な企業経営の判断が下せる知識、スキル、発想、戦略的思考、変化への柔軟性、ナレッジ変換・コンセプト化、リスクテイク、これらを兼ね備えた学術研究者や高度専門職業人の養成等を目的としている。特に経営学研究コースでは、様々な業種・職種で能力を発揮できるジェネラリストや、経営を学術的な視点から知性的に考察できる研究者の養成に重きを置いている。
一方MBAコースでは エンターテインメント産業やアジアフィールドとしたビジネス、そして企業や組織において新たなビジネスモデルを創造できる高度専門職業人の養成に焦点を定めている。

【求める学生像】
・豊かな見識と、高度な専門知識やスキルを身につけた経営の学術研究者や高度専門職業人を目指す方
・経営学を学んできた学部卒業生から社会人に至るまで、理論・実践の両面で高度な技術・ノウハウの習得を目指し、専門性を深める意欲のある方

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