学群長メッセージ

グローバル・コミュニケーション学群長

李 恩民 教授
Li Enmin

世界をつなぐ力をここから

桜美林大学グローバル・コミュニケーション学群(GC学群)には、明るく、前向きに学びに挑戦する学生が集い、キャンパスには常に国際色豊かな活気が満ちています。本学群が大切にしている理念は、「複数の言語における高度なコミュニケーション能力を育成し、専門知識を身に付け、多文化共生の実現に貢献する人材の育成」です。単に言語を習得するだけでなく、言葉を通して人と心を通わせ、異なる文化を理解し、世界とつながる力を身に付けることを目指しています。
 
GC学群の学びは、「言語」と「専門性」という二つの柱に基づいています。英語・中国語・韓国語、そして留学生向けの日本語という4つの言語から第一外国語を選び、集中的に学びます。さらに、2年次からはもう1つの外国語を学ぶ「トリリンガルトラック」を選択し、第一言語(母語)、第一外国語、そして第二外国語の3つの言語を駆使するトリリンガルを目指すことも可能です。教職員の多くはバイリンガルまたはトリリンガルであり、学生の挑戦に寄り添いながら、温かく国際的な学びのコミュニティを築いています。
 
言語力の向上に加え、「外国語を学ぶ」段階から「外国語で学ぶ」段階へと進むための専門教育も充実しています。パブリック・リレーションズ、言語探究、文化共創の三つの専修では、組織を代表してコミュニケーションを担う力、言語そのものを深く探究する力、異なる文化を理解し共生を実現する力など、将来につながる多彩な専門的学びを提供しています。どのような未来を描くのかに応じて専門性を伸ばせる点も、GC学群の大きな魅力です。
 
また、本学群の大きな特色として、原則全員が参加する留学制度があります。英語圏・中国語圏・韓国など、学生は世界各地へと飛び出し、これまで学んできた言語を実際に駆使しながら異文化を体験します。留学先での生活は挑戦の連続ですが、その経験が確かな成長につながります。留学から戻った学生が見せる自信に満ちた表情は、この学びの価値を雄弁に物語っています。また沖縄や北海道での国内留学制度もあります。日本人学生も留学生もこの制度を活用し、沖縄や北海道の姉妹校での学生生活を通して、現地の文化に触れることができます。
 
さらに、キャンパスには、短期・長期の交換留学生や海外にルーツをもつ国際学生が集い、日常的に交流できる環境が整っています。Brown Bag Caféや中国語サロンなど、学生同士が自然に外国語を使い、互いの文化を理解し合える場も多く、毎日が国際交流のチャンスにあふれています。
 
GC学群は、多様な価値観が交差する、明るく開放的な学びの場です。言語の学びを通して視野が広がり、新たな自分に出会えることでしょう。皆さんが「世界へとつながる第一歩」を、この学群で踏み出されることを心より願っています。
PROFILE
1961年、中国山西省生まれ。1996年 南開大学大学院で歴史学博士号、1999年 一橋大学大学院社会学研究科で社会学博士号を取得。2003年 桜美林大学国際学部准教授として着任、2008年に教授。2010~2020年公益財団法人渥美国際交流財団理事兼任、2012~2013年スタンフォード大学東アジア研究所Visiting Scholar。桜美林大学インターナショナル・インスティテュート長、グローバル・コミュニケーション学群学類長、学群長補佐(学系担当)などを歴任。2024年4月より学群長。 主な著書に『中日民間経済外交 1945~1972』(北京:人民出版社)、『転換期の中国・日本と台湾』(御茶の水書房・大平正芳記念賞受賞)などがある。ほかに英・中・日の翻訳書も多数手がけている。

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