高度なスキルと実践力を培う4年間
日本で唯一の「航空学を専門に学ぶ学群」として、明日の日本や世界の航空をけん引する、航空管制、航空機管理、空港管理、運航のスペシャリストを育成します。航空法や航空に特化した物理、数学、工学、経済・経営などの分野で「学び」を展開しつつ、海外研修や海外訓練を組み込み、高度な専門性と卓越した英語力を修得できるカリキュラムを設定しています。航空学群で学ぶ学生には、就職できる資質と姿勢を育成する教育に十分対応できる基礎力が求められます。
1年次:航空の幅広い基礎知識を修得
1年次には大学での学びのための基礎的な知識とスキルを修得します。各コースに分かれることなく航空・ マネジメント学群として学んでおくべき幅広い基礎知識を修得します。加えて多角的視野を得ることを目標に した多くの授業の履修を通し、複眼的視野を育成します。
2年次:コース別の授業スタート 海外研修・海外訓練へ
専攻コースごとに、専門科目を履修。TOEIC®650点以上を取得し、秋からは海外研修へ。
航空管制を中心に航空機の安全運航に必要な業務を学びます。
研修先:Green River College(米国ワシントン州 シアトル)
航空機全般の品質管理、技術管理、生産管理、委託管理など広く航空分野を学びます。
研修先:Everett Community College(米国ワシントン州 シアトル)
民営化された空港の運営管理と航空会社の空港業務やオペレーション業務を学びます。
研修先:Green River College(米国ワシントン州 シアトル)
操縦法に関する知識を修得し、「事業用操縦士」「計器飛行証明」学科試験合格をめざします。
3年次:専門知識を深める
興味ある専門分野を調査・研究するゼミ(専攻演習)
3・4年次には、所属コースに関係なく興味あるテーマを能動的に学ぶことができるゼミを履修できます。研究・発表・討議・学外活動などを通して社会で活躍するために必要な力を養います。
4年次:卒業後の進路決定
専門応用科目で専門スキルを身に付ける
ゼミ(専攻演習)で能動的に学ぶ
英語4技能のさらなる修得
就活支援科目「キャリアデザイン」、「基礎能力演習」、「適性能力演習」など
各コースの学び
航空管制コース
航空機管理コース
空港管理コース
フライト・オペレーション(パイロット養成)コース
航空管制コースでは、航空管制を学ぶことから、空域、航空機の運航、飛行場面の管理など航空に関わる全ての業務に活かせる知識を得ることができます。航空管制官をめざす人は、3年次以降に「航空管制官採用試験」を受験し、合格する必要があります。合格後は国家公務員として航空保安大学校に入校、研修の後、各管制施設に配置されます。「航空管制官採用試験」は非常に人気が高い試験なので、公務員試験受験対策を整えています。
専門応用科目
空港の管理と運用/管制と気象/空港と地域の共生/Safety Management System/航空交通管制の仕組み/適性能力演習/空港法/TRM/無線施設と飛行経路/性能とFMS操作演習/空域管理/将来の管制システム など
航空各分野の基礎知識を横断的に学び、航空機の品質管理、技術管理や生産管理などの知識を包括した航空機管理業務や、エアラインにおける運航管理、空港内のグランドハンドリングなどを幅広く理解し、かつ英語表記の各種規程類にも慣れ親しみます。海外研修での実習などを通して航空機管理業務の一部を体験し、経済、経営学の素養や経営マインドも身に付けます。整備部門のみならず航空関連のマネジメントについて学びます。
専門応用科目
安全管理システム論/航空機および装備品整備の仕組み/航空マニュアル英語/航空事業計画論/信頼性管理論/品質管理論/整備基本業務演習/空港グランドハンドリング論/実践航空法/航空機のデザインと搭載されるエンジン など
成田国際空港や関西国際空港など民営化された空港の滑走路やターミナルビルなど空港全体の管理運営や空港の経営、航空の専門知識と併せて地域産
業・観光と空港の関わりなどを学修し、俯瞰的な視野を養います。また、「航空会社のオペレーション業務」をめざす人材を育成するために最新のオペレーションコントロール業務や空港運送業務を広く学びます。
専門応用科目
ロジスティックス論/航空輸送論/交通経済論/交通経営論/航空政策論/空港施設論/空港経営と空港経済/空港民営化と関連法/ミクロ経済学/ビジネス統計と解析/ICAO詳論空港 など
優れたパイロットの養成のために、全寮制を採用して一人ひとりに徹底指導できる環境の中で、2年次秋学期からの海外での飛行訓練を中心に、語学と国際教育に力を入れたカリキュラムを提供しています。
専門応用科目
フライトオペレーション特論Ⅰ〜Ⅳ/健康管理と航空生理/操縦の基礎/アップセットリカバリー/航空機のデザインと搭載されるエンジン/FAAマニュアル概論/FAA基礎航空学Ⅰ(PPL課程)/FAA基礎航空学Ⅱ(IR課程)/FAA基礎航空学Ⅲ(CPL課程)/操縦実技Ⅰ〜Ⅴ/操縦法と知識/実用航空気象/安全啓発演習Ⅰ・Ⅱ
1年次:桜美林大学の国内キャンパスで基礎を学ぶ
人の命を預かるパイロットとなるには、豊かな教養やコミュニケーション能力、そして責任感にあふれた人間性を身につけることが欠かせません。
1年次には、パイロットになる為の基本を学ぶとともに、社会人としての教養、基礎学力、豊かな感性を育みます。
実践的な英語能力を身につける
操縦士としての知性と教養を身に付けるため、基礎学力修得の他、外国語教育に力を注いできた桜美林大学の強みを生かし、アビエーション英語(航空英語)やTOEIC®※など専門性に特化した授業を展開し、アリゾナ州での講義や飛行訓練に耐えうる英語力アップを図ります。
航空無線通信士の資格を取得する
パイロットを目指す上で必要な専門知識の基礎を学びます。これまで文系を中心に学んできた学生にもわかりやすい数学・物理の講義をはじめ、航空力学や航空機システムを学ぶ上で基盤となる、運動力学、流体の特性、物質の特性、電気・電子装備などの内容を網羅していきます。同時に、航空機の操縦に必要とされる「航空無線通信士」の資格取得を目指します。
パイロットになるための基礎を学ぶ
航空力学、航空機の構造やシステム、エンジン、航法、気象、航空法規など、より専門的で、飛行訓練に関係する科目を修得していきます。今後、ますますハイテク化の進む旅客機を安全に運航するための知識も同時に身につけます。アリゾナでの飛行訓練に向けて、国内キャンパス(フライト・トレーニングセンター)のPCシミュレーターで飛行訓練の学びも行います。
また、英語力についても、渡航の要件として設けられているTOEIC®650点以上の獲得のためにネイティブの教員が授業を担当し、到達度別のクラス編成で、質の高いきめ細やかなサポートが受けられるように工夫されています。また、自主的なオンライン学習や仲間同士でのフォローアップにより、英語力を集中的に強化し、目標達成をしていきます。
2年次:春学期は国内で準備をし、秋学期から海外で資格取得を目指す
春学期までに国土交通省航空局が定める学科試験合格およびTOEIC®650点以上を取得し、秋学期にはいよいよアリゾナ州に渡航します。英語座学を含んだ飛行訓練が早速開始され、パイロット人生の中で生涯忘れることのできない単独飛行を経験します。
春学期:アリゾナ州での訓練に向けての高密度な学び ー飛行訓練装置を体験ー
この時期に「事業用操縦士」および「計器飛行証明」の学科試験合格を目指します。また、アリゾナ州渡航に向けて、英語コミュニケーション能力やアビエーション英語能力のレベルアップを経験豊かな教員がサポートします。
さらに学内にあるPCシミュレーターを使用した飛行訓練が用意されています。この授業では、教員からマンツーマンでの指導を受けながら、日頃から疑問に思っていることを解消したり、実機と同様な感覚で体感したりすることができます。
秋学期:アリゾナ州飛行訓練施設 CAE Phoenix - Aviation Academyの訓練
アメリカ合衆国アリゾナ州メサにある「ファルコン・フィールド空港」内のCAE Phoenix - Aviation Academyは、広大な敷地の中にFTDを初めとした近代的な設備と機材を備え、効率的な訓練環境が整っています。CAEと本学の提携にもとづき、学生はCAEのインストラクターおよび本学教員の指導の下、「桜美林大学フライト・トレーニングセンター」訓練生として、徹底した訓練を受けていきます。
ライセンスへの最初のステップはFAA※「自家用操縦士」の免許取得です。訓練は単発機を使った教官同乗による操縦訓練からはじまり、その後、最初の難関の単独飛行へと進みます。今まで身につけてきた知識と技倆および判断力が試される時です。
厳しくもていねいな教官の指導のもと、はじめての単独飛行に向けて操縦訓練と座学に明け暮れる日々が始まります。貴重な時間を仲間とともに過ごし、一生の内でも忘れ得ない初フライトへと進みます。
3年次:より高度で専門的な訓練へステップアップ
3年次は、高度で専門的なパイロットとなるために、高度な技術を修得し、豊富な知識を蓄えます。
同時にアメリカでのライセンスと日本の国土交通省航空局のライセンス取得を目指し、旅客機の運航を担える人材へ成長していきます。
旅客機のパイロットとしてさらなる高みを目指す
FAA※「自家用操縦士免許」を取得した後にFAA※「計器飛行証明」の取得を目指します。「計器飛行証明」とは、速度、高度、姿勢、方位、そして現在位置などの情報を、外の景色に頼ることなく計器から読み取り、計器のみで操縦できるという証明です。この証明は将来、エアラインのパイロットを目指す者にとっては必須の資格です。従って講義、実技ともより高度となり、例えば悪天候や視界不良などの悪条件下においても、計器を中心としたさまざまな情報から状況を把握し、飛行機を正確にコントロールするといった能力を養っていきます。同時に、コックピット内でのパイロット同士の役割分担と責任、コミュニケーションのとり方や管制塔などとの交信の訓練も行います。
プロのパイロットの証を手にする
FAA※「計器飛行証明」を取得した後にプロフェッショナルパイロットの証しであるFAA※「事業用操縦士」の免許取得に向け、より専門的な講義と飛行訓練を受けます。変化する気象状況への対応や実際に多数の航空機が利用する空港への進入・出発など、より高度な知識、技能や判断力が求められる訓練となります。
多発機の操縦をマスターし、必要な全ての資格取得へラストスパート
実際の航空輸送の現場では、単発機より、多発機が多く使われます。多発機はシステムが高度化、複雑化するだけでなく、飛行速度も速く、非対称出力でのオペレーションも加わるなど、より高度なレベルが要求されます。こうした多発機を実際に扱い、その操縦技術をマスターします。
そして、いよいよ日本でプロのパイロットとして羽ばたくために、これまでに取得したFAAの免許をJCAB※の「事業用操縦士技能証明」および「計器飛行証明」への書き換え訓練がスタートします。国内キャンパスでのDA42FTD(Flight Training Device)※の飛行訓練が始まります。
※JCAB(Japan Civil Aviation Bureau ):国土交通省航空局 ※FTD(Flight Training Device):
実際の航空機と同じ操縦装置を備え、スクリーンにはフライト時と同様の景色が映し出される飛行訓練装置。本コースではDiamond社製のDA42FTDを使用。国内キャンパスにいながらにして、疑似操縦体験ができ、技倆修得を早めます。
4年次:JCABライセンス取得へ。プロのパイロットを目指す
桜美林大学のキャンパスをベースに、国内訓練委託先でJCABライセンス取得を目指します。同時にパイロットとしての就職活動もスタート。本学では、卒業後の進路まできめ細やかに徹底的にサポートします。
密な4年間の大学生活の集大成。そしてエアラインへの就職を目指す
帰国後は再び桜美林大学のキャンパスに戻り、学びの集大成を行います。卒業に必要な単位を修得するとともに、ビジネスとしての航空産業についても学び、総合的な理解を深めます。専攻演習(ゼミ)では、隣接するコースとも連携しながら、主体的な様々な活動の中で、リソースマネジメント、リーダーシップやフォロワーシップを理解し、アクティブラーニングを実践します。また、B737FTDの飛行訓練がスタートします。
そしてこれまでに修得した航空機の操縦に関する知識と技倆、実践的な英語力、取得した資格を武器に、パイロットとしての就職活動を成功させる時期でもあります。本学では、学生の希望に沿った就職を実現すべく、さまざまな就職支援活動を行ないます。これからの日本、あるいは世界の空を担う貴重な人材として、誇りを持って飛び立ってください。
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