柴田 希 先生

鎌倉文学館(旧前田侯爵家別邸)にて

先生のご専門とその魅力を教えてください。

専門は日本近代文学です。明治期から大正期、昭和初期あたりまでの文学作品が好きで、谷崎潤一郎などについて研究しています。とくに文学と映像メディアの関わりに興味があり、文学作品を同時代の文化的・社会的な空間のなかで捉え直し、人と社会と文学の在り方について考えています。

魅力は何かと問われると難しいのですが、そもそも文学研究の対象は小説や詩歌だけに限定されませんし、自分がやろうと思えばさまざまな学問領域につながってゆくところが文学研究のおもしろさかもしれません。
谷崎潤一郎「春琴抄」の舞台となった道修町(大阪市)にて

休日の過ごし方や趣味を教えてください。

最近の休日は、自宅で読書などゆっくり過ごすことが多いです。時間ができたときは、野球観戦をしたり、好きなアーティストのライブに出かけたりしてリフレッシュしたいと思っています。
佐藤春夫の生誕地(和歌山県新宮市)にて

学生や受験生へのメッセージをお願いいたします。

高校生のとき、本を読んだり映画を観たりするのが好きだからという理由だけで、大学受験の志望校を決めました。将来に対して具体的なビジョンがあったわけではありませんが、好きなもの・好きなことが結果的に生業になりました。

人生何がどう転ぶかわかりません。あなたは何が好きですか?何を大切にしてゆきたいですか?

柴田 希 准教授

Nozomi Shibata

早稲田大学大学院教育学研究科教科教育学専攻博士課程修了、博士(学術)。高等学校・高等専門学校・短期大学・大学で非常勤講師を務めたのち、慶應義塾高等学校の専任教諭(国語科)を経て、2026年4月より現職。

【担当プログラム】
文学プログラム、言語教育プログラム
【主な担当科目】
日本近代文学史 現代文学特論 近代文学特論 中等国語科教育法Ⅰ・Ⅱ