現代ポップカルチャー

プログラムの概要と目的
本プログラムは、学生が自身の「好き」をデータと理論を用いて深く探究することを目指します。下記の3つの教育目的を掲げ、現代社会が求める多角的な視点と批判的思考力を養います。
- 社会的・歴史的背景の理解:現代の表象文化が持つ社会的・歴史的な背景を多面的に捉え、文化が持つ意味や役割を深く考察する。
- 批判的思考力の育成:ポップカルチャーを単なる趣味や消費文化として捉えるのではなく、社会的メッセージの発信やコミュニティ形成の起点となる可能性を批判的に検討する。
- 多様な価値観への理解:様々な背景や立場の作品・人々に触れながら、他者の価値観や視点を尊重し、意見を交わす姿勢を育む。
カリキュラムの特徴
カリキュラムは【基礎・方法科目群】【理論科目群】【トピックス科目群】の3つの柱で構成されます。調査や批評の手法を学ぶ基礎から、美学や哲学などの理論、そしてマンガ・アニメ研究やジェンダー論といった具体的なテーマを掘り下げるトピックスまで、統合的に学びます。また、本プログラムは副専攻(マイナー)限定とすることで、学生は自身の専門分野とポップカルチャーを掛け合わせ、リベラルアーツ学群らしい学際的でユニークな研究に取り組むことができます。
主任教員からのメッセージ

今、まさにこの瞬間にも、新しい文化が生まれては消えていっています。アニメ、ゲーム、SNSミーム、推し広告、自撮り写真、キャラ弁といった日常に根差した文化まで、すべてが現代社会を読み解くための重要な表象です。迷っている暇はありません。私たちと一緒に、現代のポップカルチャーを駆け抜けましょう!
田中一孝 准教授(専門:西洋古代哲学、美学、人文情報学)
卒業後の進路/取得できる資格・免許
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