現在位置

  1. HOME
  2. 桜美林大学について
  3. 環境への取り組み

環境への取り組み

地球の未来を「自分ごと」として捉え、多角的に行動できる人材へ

桜美林大学の環境への取り組みは、学校法人桜美林学園全体の中長期的なビジョンのもとで推進されています。事業計画においてSDGsへの取り組み強化を掲げるなど、持続可能な社会の実現に向けた活動を社会へ可視化していく意義は、ますます高まっています。
 
このような組織的活動に加え、本学がもっとも重視しているのは「学生一人ひとりの意識」です。大学という教育の場において、学生がごみやフードロス、多文化社会といった日常のテーマから環境問題を「自分ごと」として捉え、行動を省みるきっかけを持つことこそが、持続可能な社会への第一歩です。
 100人いれば100通りの学びがあるように、環境への関心やアプローチも人それぞれです。本学は一人ひとりの多様な価値観を尊重し、主体的に考える土壌を育てます。施設整備による省エネといった学園の努力に加え、「ECO-TOPプログラム」や「境川クリーンアップ作戦」などに主体的に動く学生たちの姿こそが、多くの人の共感を生む力となります。
 
自らの学びを自由にカスタマイズできるという本学の強みを活かし、学生一人ひとりが学びの幅をダイナミックに広げ、環境問題をはじめとする社会課題に多角的な視点からアプローチし、行動できる人材の育成を目指してまいります。

町田キャンパスの取り組み

グリーン電力証書システム

本学は「グリーン電力証書システム」を活用し、エコ・キャンパスへ向けた取り組みを進めています。これにより年間220,467kWh相当量の自然エネルギーの普及促進に貢献しています。

グリーン電力とは、太陽光、風力、バイオマス、水力、地熱など、自然を利用した「再生可能エネルギー」で作った電気のことです。日本自然エネルギー株式会社が提供する「グリーン電力証書システム」を活用することで、町田キャンパス(町田C東ゾーン)の電力がバイオマスを利用した再生可能エネルギーで供給されます。これにより、CO2排出量の削減に貢献し、脱酸素社会実現のための環境負の低減に取り組んで参ります。

ハイブリッドバス

ディーゼルエンジンと電池・モーターを組み合わせた「ハイブリッド」バス。
従来のバスに比べて大気汚染物質の排出が少なく低燃費なエコカーです。
現在、スクールバスとして3台導入されています。

LED照明

明々館、太平館、碩学会館、理化学館、更腸体育館、又賜体育館、待望館、けやきの広場、三角駐輪場、桜グラウンド、クラブハウスF棟などの主要な外灯として利用しています。LED(発光ダイオード)照明は、発光効率が良く(少ない電気で明るい)長寿命なため、省エネに加え、省資源・廃棄物の発生抑制の点からも優れています。東日本大震災後、さらに導入を進めています。

生ゴミ処理機

崇貞館裏には生ゴミの処理機があり、桜カフェなどからの調理くずを土壌改良材にしています。できた土壌改良材は、けやきの広場の花壇や桜美林中学で利用しているほか、近隣の方にもお配りしています。

太陽光発電

太陽光で発電した電気は、一粒館の電気系統で利用しています。

人感センサー

学内ほぼ全ての建物のトイレ、徳望館・崇貞館の廊下、学而館、明々館、碩学会館、理化学館の階段は、人の存在を感知する人感
センサーとタイマーで、照明のオン・オフや調光をしています。

樹木札

学内の71種の樹木に約150枚の樹木札が付けられています。

屋上緑化

学而館、明々館、理化学館では、屋上を緑化しています。屋上緑化は気温を下げる(ヒートアイランド対策)、建物の断熱性の向上(省エネ)、都市の保水力の増加、大気汚染物質の吸収・吸着・生態系の回復などの効果があります。

学内の紙をリサイクルしたトイレットペーパー

機密書類など、学内でリサイクル用に回収された紙は、製紙会社でトイレットペーパーになり、また桜美林大学に戻ってきます。その量は、年間、100~150ロールになり、学内の全トイレで利用されています。

節水・省エネ型トイレ

太平館では、夜間や休日に便座と温水のヒーターを自動的に切るオフタイム節電を行い、陶器表面と水流の工夫により大幅に節水するトイレを順次導入しています。

大気環境ステーション

理化学館屋上では、気象のほか、窒素酸化物(NOx)などの大気汚染物質濃度を24時間自動計測しています。

地下水利用システム

明々館・太平館・崇貞館のトイレ、雑用水(掃除用等)として使用しています。適切な地下水利用は節水になるほか、地震等の災害時の水源になります。

ガスヒートポンプ、エコアイス

ヒートポンプは、投入したエネルギー以上の熱エネルギーを利用できるとても省エネ性能に優れた冷暖房機器で、オゾン層を破壊しない冷媒を使用しています。学而館のヒートポンプは、夜間電力で氷を作り昼間の冷房に利用することでピーク時の電力消費を下げる氷蓄熱式で、エコ・アイスグリーンラベル認定品です。学而館のほか、一粒館、明々館、崇貞館、栄光館、理化学館、サレンバーガー館で利用しています。

吹き抜け循環システム

学而館と理化学館では、1階と上階の温度差を利用して、冷暖房時に吹き抜け空間の空気循環を行うことにより空調を効率化しています。

地中熱利用

地中が年間を通して一定温度である(夏は涼しく、冬は暖かい)ことを利用して、理化学館では、1階の空調機の外気取り入れパイプを地中に埋設し、省エネを向上させています。

雨水利用

荊冠堂、理化学館では、雨水を貯めてトイレの洗浄用水、消化栓として利用しています。(雨水が不足する時は、水道水が供給されます)

電気の見える化

桜美林大学東エリアの電力使用状況を「見える化」するツールを導入し、どなたでもご覧いただけます。

下記IDとパスワードでログインしてください。
ID:obirin-machida-ps01
パスワード:n2YTmtX3

環境報告書

環境報告書 2025年度版 表紙
桜美林大学では2025年、7年ぶりとなる環境報告書を発行しました。この間、社会においては新型コロナウイルス感染症 の蔓延による社会システムの再構築が進み、また、地球規模での気候変動や資源制約が深刻化しました。このような中、大学として持続可能な社会の実現に向けた取組を記録し、公開することが重要であると考えます。

これまでの環境報告書は桜美林大学環境研究所が編集・発行してきましたが、本学の改組に伴い環境研究所が廃止され、環境報告書の作成も中断していました。そこで、今般の環境報告書は、学生主体で企画・編集を行い、学内各部署および教員の協力を得て作成しました。

本学においては、2019年4月に新宿キャンパスが、また 2020年4月に東京ひなたやまキャンパスが開設されるとともに、2023年4月に多摩アカデミーヒルズ(多摩キャンパス)の新校舎が開設されるなど、学群の分散化が進みました。これをふまえて、本報告書では、町田キャンパスだけでなく桜美林大学全体を対象に、資源の利用や環境負荷の現状と対策、大学における環境の学び、社会貢献など、多角的な視点から本学の環境活動を取りまとめました。本報告書が、桜美林大学の環境への歩みを振り返り、未来への新たな一歩を共に考える契機となれば幸いです。

関連コンテンツ