モンゴル文化教育大学の牧原創一理事長へ名誉博士号を授与

桜美林大学では、学問、文化の向上に対して功績があると認めた方々に対し、桜美林大学名誉博士の称号を授与しています。

11月22日（火）、モンゴル文化教育大学の牧原創一理事長に、日本モンゴル両国の交流と、モンゴルにおける日本語教育の普及に尽力されたことへの多大な功績を称え、名誉博士号を授与いたしました。
牧原創一氏は、1960年に中国・内モンゴル自治区に産まれ、中学校卒業後は一時遊牧民として生活を送った後、内蒙古師範大学において日本語を学び、モンゴル国内唯一の日本語教育を重視した4年制大学であるモンゴル文化教育大学を設立。本学とモンゴル文化教育大学は、2009年に学術交流協定を締結しています。新型コロナウイルス感染症拡大以前は、本学学生がモンゴル文化教育大学を拠点としたサービスラーニング活動に毎年参加するなど、活発な交流が行われており、本学学生の国際性涵養に大きく寄与いただきました。

名誉博士号を授与された牧原氏は、「モンゴル文化教育大学は、日本人の温かいご支援により設立できた大学です。この御恩は忘れません。この授与式は私にとって大きな名誉であり、大きな励みとなります。元桜美林学園理事長の佐藤東洋士先生が仰っていた“教育は国の発展の基礎”という言葉を胸に、今後もより一層教育に力を入れていきます」と語りました。