2014年9月27日「孔子学院の日」が開催されました。

2014年10月03日(金)

  • 孔子学院からのお知らせ

 先日2014年9月27日、桜美林大学孔子学院淵野辺キャンパスにて世界孔子学院創立10周年を記念する「孔子学院の日」が開催された。桜美林大学孔子学院、早稲田大学孔子学院、工学院大学孔子学院の共同主催で講演会や日中大学生フォーラムそして演奏会などを実施した。

 講演会では元駐中華人民共和国特命全権大使の宮本雄二氏をお招きし、「日中の若者へのメッセージ」を主題に興味深いお話をいただいた。宮本氏は講演の中で若者に向けて、日中友好のために歴史を学ぶ重要性や自ら考え判断する力を身につける必要性を訴えた。

 日中大学生フォーラムは第一回が中国の天津外国語大学、第二回が中国の同済大学、そして今回は初めての日本での開催で第3回を迎えた。フォーラムでは「我々が日中の未来へ果たすべき責任」と題し、日中学生交流連盟の代表である東京外国語大学の中山一貴氏を筆頭に桜美林大学、神田外国語大学、慶応大学、東京大学、早稲田大学、そして中国の复旦大学、北京外国語大学から来た9名の優秀な学生をパネリストとして迎え入れた。各自が留学時に感じた身近な話題から始まり、今後の日中関係をどうしていきたいか、またそれを実現するために今どのような活動をしているのかなどを熱く語ってくれた。

 最後には元女子十二楽坊の二胡奏者霍暁君さんによる二胡演奏会を行い、二胡の美しい音色で観客を魅了した。二胡公開講座の受講生の方々が霍暁君さんとともに二胡を合奏する場面やまた民族調、民謡調の中国楽曲が披露される場面もあり、会場を沸かせた。

 この「孔子学院の日」は様々な観点から日中関係を考えるよい機会となり、大成功に幕を閉じた。

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