OB・OGからのメッセージ

フライト・オペレーションコースの卒業生達は、各航空会社、航空産業において、いずれも高い評価をいただき、パイロットとして続々と飛び立っています。ここでは、そうした先輩方の貴重なコメントをご紹介いたします。
 

丁寧に指導して頂けるので納得して、訓練に集中出来ることは桜美林大学の強みだと思います。

私は小さい頃からパイロットに憧れを持っていました。
 
高校卒業後の進路を決める際に、卒業までにパイロットに必要なライセンスと学位を取得できる桜美林大学に魅力を感じ、受験に臨みました。海外の壮大な景色を眺めながらの訓練は心震えるものでした。しかし三次元の動きを操ることは難しく、苦難も数知れず経験しましたが、全寮制で海外での操縦訓練という他では経験できないような生活環境の中、同じ夢を持つ仲間とともに楽しい時、苦しい時、どんな時もお互いに支え合い、乗り越えてきました。桜美林で出会えた仲間は私の一生の宝です。
 
海外での訓練と聞いて不安に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、現地には教員の方が駐在し、操縦や座学のことはもちろん生活面についてもサポートしてくださいます。私は英語の面で苦労しましたが、桜美林の仲間や教員の方、きさくな教官や他国の訓練生との交流を深める事で苦手を克服することが出来ました。丁寧に指導して頂けるので納得して、訓練に集中出来ることは桜美林大学の強みだと思います。
 
現在は、中部国際空港で旅客係員として働いています。まだパイロットになる夢は半ばですが、今出来る事に精一杯取り組み、飛行機に乗る人の心に寄り添った乗員になれるようがんばります。

桜美林で培った技量・知識に磨きをかけて一人前のパイロットを目指していきます。

パイロットになりたいと本気で考えたのは高校生の時でした。パイロットになるための進路はいくつかありましたが、早期にライセンスを取得することが可能で、また好きなことを続けながら学生生活を送れることがとても魅力的に映っていたということもあり、私は4年制大学でのパイロット養成コースを選びました。そして理系文系問わずに、誰にでもパイロットになるチャンスを広げていた桜美林大学フライトオペレーションコースに進学を決めました。


学生時代はひたすら飛行機に没頭し、空を飛ぶことばかりを考える生活でした。あまりうまくいかず不安なこともたくさんありましたが、同じ夢を持った周りの仲間と一緒に生活することで、どんな大きな壁であっても乗り越えることができました。いまだにファーストソロを終えてみんなで喜びあったことを鮮明に覚えています。このような様々なシーンで仲間と喜びを分かち合えたのもいまでは私の大切な思い出となっています。

桜美林は就職にもとても力をいれていて、熱心な教授陣のもと学生ひとりひとりに合ったサポートをしていただきました。そのおかげもあり私は、日本航空の私大有資格者向け採用の1期生として入社することができました。夢を抱いた高校生の自分を想像すると不思議な感覚ですが、頑張れば本当に誰にでもチャンスがあるんだなぁと実感しました。これからさらに厳しい訓練が待ち構えていますが、桜美林で培った技量・知識に磨きをかけて一人前のパイロットを目指していきます。

桜美林で培った繋がりは、
今もかけがえのない宝物です。

フライト・オペレーションコース3期生、斧田真季です。現在はバニラ・エアで副操縦士として乗務しています。
 
在学中は常に、何かの試験や課題に追われる日々でした。桜美林大は全寮制を取り入れているため、試験前には授業後に寮へ帰ってからも同期と分らない箇所の確認や同じ寮にいる先輩にも教えて頂きながら学生生活を過ごしました。
 
また卒業後も先生方、同期、先輩後輩との繋がりが強く、大きな壁にぶつかった際も、様々な方からアドバイスや励ましを頂いたことを覚えています。フライト・オペレーションコースではライセンス取得、そしてエアラインパイロットになることはもちろんですが私にとって桜美林で培った繋がりは今もかけがえのない宝物です。
 
高校生の頃に桜美林大学への進学を決め、エアラインパイロットになるまで決して平たんな道のりではありませんでしたが、現在はこの仕事に就いたことで日々やりがいを感じています。
 

カウンセラー制度のおかげで
海外でも安心して学ぶことができ、
夢をかなえることができました。

学生時代を振り返ってみると、同じ目標を持つ仲間と日々切磋琢磨したことが忘れられません。困った時もお互いに支え合い、ともに暮らした仲間は一生の財産です。渡航先での授業やフライト訓練では、自分の力で判断し、伝達する場面が多く、自分の意見をきちんと伝える力が身につきました。海外の生活に戸惑うことがあっても桜美林大学の教員が現地に常駐してくださるので安心です。生活での悩みなども気軽に相談できるので、学習に集中できました。
 
操縦訓練自体はとても楽しく、特に初フライトは長年の夢が叶った瞬間でもあり、どんなに言葉を並べてもあの時の気持ちをすべて表現することはできません。私の最終目標は、後輩たちをサポートする、いわば教官です。そのためにも多くの経験を積んで、将来機長になっても学ぶことを忘れず、周囲から頼られる存在になれるようがんばります。
 

仲間たちと助け合えたこと。
そうした体験が今の自分を作り上げてくれたと思います。

私は小さな頃から飛行機大好き少年でした。高校卒業を控え、進路を決める頃にはどうしてもパイロットになりたいという夢が膨らみ、ならばその方面を学べる大学をと思い、いくつかの選択肢から、全寮制でとても密度の濃い学びを行っているという桜美林大学を選びました。入学してから感じた桜美林大学の印象は、キャンパスでの外国人との交流も多く、国際的な学校なんだな、ということでした。
 
フライト・オペレーションコースはパイロットという同じ目標を持つ者が集まる場所のせいか、あっというまに仲間意識が芽生えました。それは2年次からの海外での厳しい操縦訓練が始まってから、よりいっそう強くなったと思います。私たちの場合、周りにはアメリカ人が多く、皆気さくでいい人間ばかりだったのですが、やはり同じ桜美林の仲間たちで助け合い、励ましあえたことが大きいですね。
 
現在、ANAウイングスというエアラインで、B737ジェットの副操縦士として日々緊張の毎日ですが、ここまでこられたのも大学で得た資格と、先生方に教え込まれたあきらめない気持ちがあってのことと思います。これからの目標は機長になって、多くのお客さまに安全で快適な旅を楽しんでもらうこと。頑張ります。
 

はじめてのフライトの感動を忘れることなく、次の目標に向かっていこうと思います。

高校時代はラグビー部に所属し、スポーツ好きではありましたが、語学などの勉強には自信がある方ではありませんでした。そんな私が国際人になりたいと思い、やがてパイロットを目指すことになるとは、自分でも意外であった気がします。受験に当たっての難関、英検2級レベルの英語からして苦労しましたが、どうにかクリアし、晴れてフライト・オペレーションコースの一員となりました。海外での飛行訓練では、思いのほか教官が優しく丁寧なのに驚きました。いろいろ苦労もありましたが、はじめて操縦桿を握ったときの、あの景色が一気に広がる感動は一生忘れられません。
 
現在、ジェット機(B737)の副操縦士をやっていますが、航空機の操縦資格はプロペラ・ジェットの区別ということではなく、重量に基づき、皆それぞれのエアラインで上級機の操縦資格を徐々に取得し、キャリアアップしていくことになります。桜美林ではじめに体験する単発機での訓練は、中・大型ジェットにもつながっているということになります。それぞれ目指すものはあると思いますが、桜美林は本当に面倒見がよく、可能性を開いてくれる場であると思います。
 

ページの先頭へ