寮生活の紹介

パイロットに必要なチームワークとコミュニケーション能力を育む4年間の共同生活

4年間の全寮制の学びの意味

フライト・オペレーションコースは、4年間を通して全寮制をとっています。それは、共同生活を通してのさまざまな貴重な経験を大切にしてほしいからです。

チームワークを育み、信頼関係を作る

国内キャンパスでは3名1室で共同生活
長く厳しい訓練を乗り越えていくためには、仲間と寝食をともにしながら、時に励まし合い、お互いを認め合っていく関係が欠かせません。パイロットになるためには多くのことを学び、多くのことを体験しなければなりません。限られた時間や状況の中いかに効率よく学んでいくかは、自分のみの知識や経験に頼ることなく、自分の経験を仲間に伝え、仲間の経験を自分のものにする、同期生全員によるチームワークにかかっているといっても過言ではありません。飛行訓練では、おのおのがそれぞれ異なった環境で飛行します。同じ経験はできなくても経験したことを伝えることにより、同様の知識や体験を共有することができます。

パイロットとして求められるコミュニケーション能力

FTDで訓練
旅客機はパイロット2名で運航するのが基本であり、操縦室においては2名であらゆる状況の変化に対応しなければなりません。そこには意思の疎通やチームワークといった信頼関係が必須となります。

また、パイロット間だけでなく整備士や管制官等、運航に関わる全ての人々と的確に情報交換ができるコミュニケーション能力が求められます。

「エアマンシップ」を身につける

4年間で一緒に切磋琢磨しながら成長
共同生活では、不得意な分野があればその分野を得意としている仲間が助け、壁にぶつかっている仲間がいればその壁を乗り越えた者が手を貸すといったように、同じ目標を持つ者同士だからこそできる貴重な体験が共有できます。お互いに切磋琢磨しながらさまざまな経験を積み、講義やテキストだけでは学べない「エアマンシップ」もここで身につけていきます。

多摩キャンパス(FTC)学生寮「自々寮」のご紹介(国内キャンパス)

フライト・オペレーションコースの学生が国内で過ごすのは、多摩キャンパスにある本コースの宿泊施設です。集中して学び、仲間とともに過ごし、コミュニケーション能力を磨きます。
費用: 840,000円(12カ月分)
※水道光熱費、食費(1日2食: 朝夕食)、管理費込み
部屋は3名1室で、バス・トイレは共有ですが、個々の居室スペースは壁で仕切られていますのでプライベート空間は守られます。食事も朝夕2食付きで豊富なメニューを提供します。また、ランドリーの無料開放(乾燥機は有料)など、生活面でも不自由を感じることはありません。

このような環境の中での共同生活は、壁にぶつかっている仲間がいればその壁を乗り越えた者が手を貸すといったように、同じ目標を持つ者同士ならではの貴重な体験が得られる場となります。
自々寮内にあるラウンジスペース
浴室と各フロアにシャワーブース、トイレ、洗面所を設置(共用)

海外飛行訓練中の学生寮のご紹介

アメリカ合衆国西部の州であるアリゾナは年間を通して温暖な気候ですが、朝晩の寒暖差が大きく、夏の日中は40℃を超えることもあります。
2年次の秋から過ごすのは、訓練施設が運営するアパート形式の寮です。
■通学:寮と訓練センター間は、バスで約10分
■在寮期間:2年次秋学期~3年次FAAライセンス取得まで
寮は訓練センターからバスで約10分の場所に位置しています。一部屋にキッチンとリビングルーム、寝室が2つあり、2名1寝室でバス、トイレは共有です。また、ラウンジ、レクリエーションルーム、プールなどを完備し、安全で快適な生活環境の中で学ぶことができるうえ、訓練センターまで送迎バスで行き来ができるなど、利便性にも優れています。
スーパーマーケットやレストランのあるショッピングモールが徒歩圏内にありますので、自炊も容易にできます。
送迎バス
アパート形式の寮
寝室
レクリエーション施設

ページの先頭へ