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国際学研究所公開シンポジウム 紛争にどう関わるのか~ISISによる日本人人質殺害事件を考える5/20(水)

2015/05/08(金)

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後藤健二さん、湯川遥菜さんがISISの人質になって殺害された事件は、日本人にさまざまな問題をつきつけただけでなく、安倍政権による外交や安全保障法制にも大きな影響を与えています。また、外務省は危険地域への報道や旅行目的の渡航の自粛を求めるだけでなく、旅券停止などの手段で日本人が紛争等の地域周辺に行くことも禁じようとさえしており、世論の一部には紛争地域には関わらない方が良いという意見も見られます。しかし、グローバル化に対応しなければならない日本が紛争に関わらずに生き残っていくことは不可能です。日本人の安全第一でリスクをとらない日本が国際社会で評価されることはないでしょう。キリスト教主義に基づく国際人の養成を建学の精神とする本学において、学生たちが「危険な世界」と関わることを恐れ、世界の多様性や悲惨から目を背け内向きの発想となることは避けなければならないと考えます。そこで、特にキリスト者であった後藤健二さんの思想や行動に学びつつ、世界に現実に存在する紛争の原因や被害を確認し、そして日本人として日本国として、どのように対応していくべきかを本学教員とともに考えたいと公開シンポジウムを企画しました。

学内外を問わず関心のある方はどなたでもご参加ください。

<プログラム>
16:10 開会挨拶 国際学研究所長 加藤朗
16:15 第一セッション ISISによる日本人人質事件の背景を探る
司会:牧田東一
(1)シリア難民と難民支援 佐藤以久子
(2)イスラム過激思想とISIS 堀井聡江
(3)紛争報道ジャーナリズム 吉岡逸夫
(4)キリスト者としての後藤健二 土橋敏良

17:15 第二セッション 紛争への日本の関わり方
司会:牧田東一
パネリスト:佐藤以久子、堀井聡江、吉岡逸夫、土橋敏良、早野透、加藤朗
論点:なぜ紛争の報道・人道支援に関わり続けるべきなのか、日本人の安全と両立させるにはどうしたらよいのか、日本政府の方向性(邦人救出のための自衛隊派遣等)は正しいのか 等

18:00 終了

日時2015年5月20日(水)16:10~18:00
場所町田キャンパス 太平館A303
参加費無料
申込み不要
主催桜美林大学国際学研究所

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