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リベラルアーツ

三つの方針

1.卒業認定・学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

本学群は、学際的な幅広い教養を獲得し、問題に多角的なアプローチから対処できる能力を身につけた「自立した学習者」(Independent Learner)を育成することを基本理念とし、本学群の課程を修め、定められた期間在学すること、124単位を修得すること、通算GPAが1.5以上であること、33の専攻プログラムのうち最低1つのメジャー修了要件を満たすことなどを卒業要件としています。
この基本理念を実現するため、本学群では以下に記載した項目の能力・資質を高め、それらを総合的に活用できる者に対し、卒業を認定し学位を授与します。また、この「卒業認定・学位授与の方針」は、「教育課程編成・実施の方針」において具現化されており、本学群の学びは全て学園の行動指針である「学而事人(がくじじじん)(学びて人に仕える)」に結びつくようになっています。

(1)専攻する各分野における知識・理解
専攻する分野における基本的な知識を体系的に理解するとともに、その専攻の知識体系を他の分野と関連づけて理解することができる。

(2)コミュニケーション能力
本学群で学ぶ知識を踏まえながら、自分の思いや考えを的確に表現することができるようになるとともに、社会生活を営む上で必要な他者を思いやる豊かな人間性を身につけ、諸外国(異文化)への理解を深めることによって、他者の意見や考え方を尊重しながら意見を交わし、しっかりとしたコミュニケーションができる。

(3)数量的スキル
それぞれの専門分野における自然現象や社会現象を、普遍的な尺度や数量的指標などを用いた数理的な手法を適用して分析し、理解し、表現することができる。

(4)情報リテラシー
情報通信技術を用いて多種多様な情報を収集・分析して適正に判断し、モラルに則って効果的に活用することができる。

(5)論理的思考能力
情報を収集・分析した結果を複眼的、論理的に表現できる力を備えることができる。客観的・批判的・分析的能力、解決思考・コミュニケーション能力を備えることにより、論理的思考能力を高めることができる。

(6)問題発見・解決能力
学修や活動等へ主体的に取り組む際、自身の行動についての問題や課題を常に意識して発見する能力を養うことと、その問題や課題について何をどうすれば解決に導くことができるのかを考え、そのアイディアを実践する力を高めることができる。

(7)自己管理能力と社会的倫理観
本学群での学びを単なる座学に終わらせず、学園の行動指針である「学而事人(がくじじじん)」を実践するために、社会における自分の役割を自覚し、社会の発展に積極的に関わることができる。また、社会の規範やルールに従い自らを律して行動できる。

(8)生涯学習力
本学群で身につけた様々な能力を活用して、卒業後も生涯を通して自立的に学び、自己を研鑽していくことができる。

2.教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

本学群は、「卒業認定・学位授与の方針」に掲げた学修成果を得るために、その具体的取組みとしての教育課程を「基礎教育科目」、「専攻科目」及び他学群や他大学、各種技能審査等を単位認定する「自由選択」という区分に分けて編成し、科目は講義、演習、実験、実習、実技といった授業方法を組み合わせた授業を開講しています。また、カリキュラムの体系化のために「ナンバリング(科目ごとの関連性や難易度を示す)」を行い、科目の構造を明示し体系的な学修に役立つようにしています。このような教育課程の編成と、学修方法・学修過程、学修成果の評価の在り方を以下のように定めています。

(1)教育課程の編成
①「基礎教育科目」は、本学群生として「卒業認定・学位授与の方針」に則った学修成果をあげるための基礎知識と技能を身につけるための科目です。カリキュラム内容は「コア科目」「外国語科目」「基盤教育科目」に分かれ、「コア科目」では、キリスト教科目、口語表現、文章表現、コンピュータなどを中心に、学園の建学の精神、教育目標を具現化するための知識とスキルを修得します。「基盤教育科目」の「リベラルアーツセミナー」では、本学群の学びについての理解を深め、インデペンデント・ラーナーとしての自覚を持つとともに、大学での学びのために必要な知識と学修技術を修得します。「学問基礎」では、専攻科目の学問領域の基礎知識を学ぶとともに、各学問領域の魅力や多角的アプローチの重要性を学びます。

②「専攻科目」は、基礎教育で得た知識・技能をさらに高めるために用意した科目です。本学群では、人文科学、社会科学、自然科学、学際・統合科学という4つの学問分野からなる幅広い領域の科目を用意しています。具体的には、言語学・外国語、コミュニケーション学、文学、哲学・思想、宗教学、歴史学、人類学、地域研究、法・政治学、心理学、教育学、経済学、数学、物理学、化学、生物学、地球科学、情報科学、環境学、メディアといった分野を網羅しており、高い専門性を修得するために必要な科目からなる33の「専攻プログラム」を用意しています。

③「自由選択」は、学生の多様な関心や目的を達成するために学生が自ら計画し、学内外の授業科目の中から自由に選択履修することがきるようになっています。他学群の専攻科目や他大学(海外留学、単位互換協定校、放送大学、首都圏西部大学単位互換協定会加盟校など)の科目を修得することで、自身の知識の幅を広げることが可能になります。

(2)学修方法・学修過程
①「基礎教育科目」は、主として1~2年次に履修し、大学の学びのための基礎的なスキルを修得します。また、学問基礎などの導入教育を通じて、専門分野を自ら選ぶための情報と理解力を身につけ、専攻科目への履修に結びつけています。さらに、学生の主体的・能動的学び(アクティブ・ラーニング)を促進するために「地域社会参加」「国際理解教育」などのサービス・ラーニング科目を設け、「大学での授業」と「フィールドでの授業」を併せ持った学修環境を用意しています。

②「語学教育」は、学園の建学の精神にもあるように、語学を身につけた国際人を育て る本学に相応しく18言語を学ぶことができます。中でも、世界共通語である英語に主に力を注いでおり、日本語が母語の学生は全員が入学当初よりプレースメントテストなどによって習熟度別に編成されたクラスで授業を受けます。したがって、英語に抵抗のある学生も無理なく活かせる英語を、段階を踏んで学修することができます。また、授業時間外の学修として語学の正規授業と関連づけたカンバセーションサークルに参加することで、正規授業の予習復習効果を担っています。

③「専攻科目」は、リベラルアーツ学群の教育の中枢をなすものであり、33の専攻プログラムから、1つ以上のメジャー(主専攻)を選び、その学問分野の中で専門性の高い体系的な学修を行います。また、リベラルアーツ教育の特徴である幅広い教養を得るため、上記の専攻プログラムからマイナー(副専攻)を選択することができます。メジャー及びマイナーとして、それぞれ複数の専攻プログラムを選ぶことも可能です。

④本学では、「アドバイザー制度」を設け、学生一人ひとりの学修計画や履修登録に関する確認などを行っています。アドバイザーは、学生自身が専攻する分野での科目履修が適切かつ効果的となるような学修指導をしています。また、教育支援事務による履修・学修相談も随時行われ、教職員が一丸となった学修支援体制を整えています。

⑤学群で教育課程の編成や実施方法を可視化するためのカリキュラム・マップ(学修内容の順次性と科目間の関連性を同時に図示化したフローチャートであり、教員と学生の双方が、「見える化」されたカリキュラムを共有し、教育全体を俯瞰することにある)を用い、学生がどの科目を学修すれば「卒業認定・学位授与の方針」に掲げた項目の能力・資質を高めることが可能となるのかを把握できるようにします。

(3)学修成果の評価の在り方
①学修成果は「卒業認定・学位授与の方針」に定められた項目と、学修方法・学修過程(カリキュラム・マップ等)により示された、科目が目標とする学修の到達度が学生自身にとってどの程度であったかを示すものです。したがって学修成果は科目それぞれで設定されています。

②学修成果の評価方法は、科目ごとのシラバスにおいて具体的に示します。また、ルーブリック評価など(成功の度合いを示すレベルや、それぞれのレベルに対応するパフォーマンス(プレゼンテーション、協同作業など)の特徴を示した評価基準からなる表)を取り入れることによって、成績評価を分かりやすく可視化し、厳格に評価します。

 

専攻別カリキュラム・ポリシー

専攻別カリキュラム・マップ

 

3.入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

本学群は、学際的な幅広い教養を獲得し、問題に多角的なアプローチから対処できる能力を身につけた「自立した学習者」(Independent Learner)を育成していきます。
そのため、本学群の学びでは、人文学、社会科学、自然科学の幅広い学問に触れることからはじまります。
加えて、留学やサービス・ラーニングなどの体験を通して、自らが深い興味関心を抱いた事柄や、関わりを持ったコミュニティや社会の課題と向き合い専門性を身につけていきます。
これは、未来を予測することが困難な時代の中で、生き抜くためには、自己自立や他者との協働を図るための主体的な力、グローバル化にともない多様な価値を認める寛容さが求められているからです。

【求める学生像】
本学群では、この教育システムに共感し、学群での学修や経験を通して、成長を望み、これからの時代に自らの学びと経験を以て、貢献しようとする人たちを国や地域を問わず求めます。
また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。

(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)広い分野の基礎的学力と専門分野への強い関心を有する者
(4)新しい分野への探求心と新たな体験へ挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者

【入学者選抜の基本方針】
選抜方法は、学群の特性も踏まえ、多様な入学者選抜制度を駆使して多角的に評価します。詳細については、桜美林大学の「入学者選抜の基本方針」を参照してください。

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