- 学群・大学院・別科
- グローバル・コミュニケーション学群
- 三つの方針
グローバル・コミュニケーション学群 三つの方針
本学群は、単に外国語能力を身につけた人物ではなく、「深い教養」を身につけ、「コミュニケーション能力」と「問題解決能力」の両方を持ち合わせた人物を育成することを目的としています。具体的には、多角的な視野と知識を基に分析を行い、実行可能な解決策を提示する力、複雑な事象を具体的かつ論理的に説明・説得するための高いコミュニケーション能力を有し、能動的に問題解決を行うリーダーシップを併せ持つ人物を育成することを目的としています。
そのため、本学群では目的実現のため編成されたカリキュラムのもと、定められた在学期間に通算GPA1. 50以上、所定の卒業単位(「基礎教育科目」:「ガイダンス科目」10単位含め16単位、「専攻科目」:「語学技能科目」36単位、「グローバル・スタディーズ科目」36単位、その他自由選択、計124単位以上)を修得し、以下の要件を満たす学生に対し、本学の教育の基本理念と「卒業認定・学位授与の方針」、「教育課程編成・実施の方針」に基づき、「学士(グローバル・コミュニケーション)」を授与します。
(1)自己管理能力・生涯学習力
国際社会における自分の役割を自覚し、自律的、積極的に学び続けることができる。
(2)コミュニケーション・スキル
高い実用レベルでの外国語能力とグローバル社会で通用するコミュニケーション能力を修得している。
(3)チームワーク・リーダーシップ・問題解決能力
国際社会における諸課題を発見し、自らの解決策を立案するとともに、協調性、主体性を持ったリーダーシップを発揮し、創造性を合わせ持つことができる。
(4)多文化・異文化に関する知識の理解
異文化理解、経済、政治、ジェンダーなどのテーマを学ぶことで、多様な価値観に気づき、情報を鵜呑みにするのでなく客観的に選択し、幅広い視野で物事を考えることができる。
(5)市民としての社会的責任
キリスト教精神に基づいた教養豊かな識見の高い国際的人材として、「学而事人(がくじじじん)(学びて人に仕える)」を実践することができる。
本学群は、「卒業認定・学位授与の方針」に掲げた学修成果を得るために、その具体的取組みとしての教育課程を「基礎教育科目」、「専攻科目」及び他学群や他大学、各種技能審査等を単位認定する「自由選択」という区分に分けて編成しています。授業は、講義、演習、実験、実習、実技のいずれかの方法、又はこれらの併用により行います。また、カリキュラムの体系化のために「ナンバリング(科目ごとの関連性や難易度を示す)」を行い、科目の構造を明示し体系的な学修に役立つようにしています。このような教育課程の編成と、学修方法・学修過程、学修成果の評価の在り方を以下のように定めています。
(1)教育課程の編成
①「基礎教育科目」は、「ガイダンス科目」及び「学群共通科目」により構成しています。「ガイダンス科目」として、外国語によるコミュニケーションに必要な総合的理解力の養成、学問、文化としてのキリスト教の理解(「グローバル・コミュニケーション入門」「キリスト教学入門」)、世界情勢の全体動向の把握、リーダーシップやイノベーションマインドの養成、 論理的思考力の養成、数学的能力の錬成等の各導入科目(「グローバリゼーションと社会」「イノベーションとリーダーシップ」「論理的思考とコミュニケーション」「数的理解と統計」「第二言語修得」)を配置し、これらの科目を履修する ことで、専門分野を学ぶための知識を身につけていきます。また、「学群共通科目」として、言語の起源や第一・ 第二言語の修得方法等、言語に関する知識、心理と言語の関係、国内外の企業や団体等における活動や研修、ゼミ等幅広い科目(「応用言語学」「言語と心理」「フィールド・スタディーズ」「グローバル・リーダーシップ・セミナー」等)を配置しています。
②「専攻科目」は、徹底した語学教育により、外国での大学教育にも十分対応できる能力を身につける「語学技能科目」、及び英語・中国語・日本語による授業を展開する「グローバル・スタディーズ科目」(日本語特別専修の学生については日本語による授業)によって構成しています。
ア)「語学技能科目」は、「英語コミュニケーション科目群」「中国語コミュニケーション科目群」「日本語コミュニケーション科目群」の3つの科目群に分かれています。また、次の4点を重視して母語以外を選択して集中的に学びます。
1)スキル
4技能(聞く、話す、読む、書く)、デジタルリテラシー、テストスキル、アカデミックスキル
2)クリティカルシンキング
考える力(情報を取捨選択し、その背景を理解し、仮説を立て、情報を統合し、明確に伝える力)
3)学修者オートノミー
振り返り、学修目標設定、学修計画、将来目標設定、スタディスキル
4)異文化理解
時事問題、文化背景(歴史、宗教、習慣、伝統)、多様性の受容、新しい価値観の創造
イ)「グローバル・スタディーズ科目」を「日本文化系科目群」「グローバル社会系科目群」の二つに分け、学修対象の言語を使って日本の文化や歴史・思想、世界経済、国際政治、ジェンダー等について学ぶ科目を配置しています。
(2)学修方法・学修過程
①1〜2年次は、「語学技能科目」として英語・中国語・日本語のいずれかの目標言語を、実際の使用言語として、徹底的に学びます。
②3または4セメスター目は原則として全員が留学します(日本語特別専修の学生は希望者のみ)。
③帰国後は、留学等を通じて向上した語学力を用いて、学修対象の言語(英語・中国語・日本語)で開講される授業を受けることで、日本や世界の様々な問題や課題に関する理解を深めます。
④グループプロジェクトを通じて「イノベーション」を生む能力や「リーダーシップ」を醸成するとともに、組織の中心になって活躍できる人材を育てます。本学群ではグループプロジェクトや、ディスカッションやプレゼンテーションを積極的に取り入れています。これにより、テーマに対して複数の領域や視点から総合的にアプローチする力を養います。
(3)学修成果の評価の在り方
①学修成果は「卒業認定・学位授与の方針」に定められた項目と、学修方法・学修過程(カリキュラム・マップ等)により示された、科目が目標とする学修の到達度が学生自身にとってどの程度であったかを示すものです。したがって学修成果は科目それぞれで設定され、シラバスに記載されています。
②学修成果がどのように評価されるのかは、シラバスにおいて具体的に評価方法を科目ごとに記載しており、授業の目標に対する学生の到達度を担当教員が厳格に評価します。
専修別カリキュラム・ポリシー
専攻別カリキュラム・マップ 専攻別履修モデル
(1)教育課程の編成
①「基礎教育科目」は、「ガイダンス科目」及び「学群共通科目」により構成しています。「ガイダンス科目」として、外国語によるコミュニケーションに必要な総合的理解力の養成、学問、文化としてのキリスト教の理解(「グローバル・コミュニケーション入門」「キリスト教学入門」)、世界情勢の全体動向の把握、リーダーシップやイノベーションマインドの養成、 論理的思考力の養成、数学的能力の錬成等の各導入科目(「グローバリゼーションと社会」「イノベーションとリーダーシップ」「論理的思考とコミュニケーション」「数的理解と統計」「第二言語修得」)を配置し、これらの科目を履修する ことで、専門分野を学ぶための知識を身につけていきます。また、「学群共通科目」として、言語の起源や第一・ 第二言語の修得方法等、言語に関する知識、心理と言語の関係、国内外の企業や団体等における活動や研修、ゼミ等幅広い科目(「応用言語学」「言語と心理」「フィールド・スタディーズ」「グローバル・リーダーシップ・セミナー」等)を配置しています。
②「専攻科目」は、徹底した語学教育により、外国での大学教育にも十分対応できる能力を身につける「語学技能科目」、及び英語・中国語・日本語による授業を展開する「グローバル・スタディーズ科目」(日本語特別専修の学生については日本語による授業)によって構成しています。
ア)「語学技能科目」は、「英語コミュニケーション科目群」「中国語コミュニケーション科目群」「日本語コミュニケーション科目群」の3つの科目群に分かれています。また、次の4点を重視して母語以外を選択して集中的に学びます。
1)スキル
4技能(聞く、話す、読む、書く)、デジタルリテラシー、テストスキル、アカデミックスキル
2)クリティカルシンキング
考える力(情報を取捨選択し、その背景を理解し、仮説を立て、情報を統合し、明確に伝える力)
3)学修者オートノミー
振り返り、学修目標設定、学修計画、将来目標設定、スタディスキル
4)異文化理解
時事問題、文化背景(歴史、宗教、習慣、伝統)、多様性の受容、新しい価値観の創造
イ)「グローバル・スタディーズ科目」を「日本文化系科目群」「グローバル社会系科目群」の二つに分け、学修対象の言語を使って日本の文化や歴史・思想、世界経済、国際政治、ジェンダー等について学ぶ科目を配置しています。
(2)学修方法・学修過程
①1〜2年次は、「語学技能科目」として英語・中国語・日本語のいずれかの目標言語を、実際の使用言語として、徹底的に学びます。
②3または4セメスター目は原則として全員が留学します(日本語特別専修の学生は希望者のみ)。
③帰国後は、留学等を通じて向上した語学力を用いて、学修対象の言語(英語・中国語・日本語)で開講される授業を受けることで、日本や世界の様々な問題や課題に関する理解を深めます。
④グループプロジェクトを通じて「イノベーション」を生む能力や「リーダーシップ」を醸成するとともに、組織の中心になって活躍できる人材を育てます。本学群ではグループプロジェクトや、ディスカッションやプレゼンテーションを積極的に取り入れています。これにより、テーマに対して複数の領域や視点から総合的にアプローチする力を養います。
(3)学修成果の評価の在り方
①学修成果は「卒業認定・学位授与の方針」に定められた項目と、学修方法・学修過程(カリキュラム・マップ等)により示された、科目が目標とする学修の到達度が学生自身にとってどの程度であったかを示すものです。したがって学修成果は科目それぞれで設定され、シラバスに記載されています。
②学修成果がどのように評価されるのかは、シラバスにおいて具体的に評価方法を科目ごとに記載しており、授業の目標に対する学生の到達度を担当教員が厳格に評価します。
1.英語特別専修
英語特別専修をメジャーとして卒業するために必要な単位数の内訳は次のとおりです。なお、英語を母語とする(または英語が母語に準ずる)学生は、本専修をメジャーとして卒業することはできません。
基礎教育科目:ガイダンス科目10単位以上、合計16単位以上
専攻科目:語学技能科目36単位(受講科目言語は英語に限る。「英語ⅠA」「英語ⅠB」「英語ⅡA」「英語ⅡB」4科目16単位を含む。留学先で修得した単位も認められる場合がある。)、グローバル・スタディーズ科目36単位(英語で開講される科目を20単位以上修得する必要がある。留学先で修得した単位も認められる場合がある。)、合計72単位以上
基礎教育科目、専攻科目、自由選択、合計124単位以上
入学時からの通算 GPA が1. 50以上
2.中国語特別専修
中国語特別専修をメジャーとして卒業するために必要な単位数の内訳は次のとおりです。なお、中国語を母語とする(または中国語が母語に準ずる)学生は、本専修をメジャーとして卒業することはできません。
基礎教育科目:ガイダンス科目10単位以上、合計16単位以上
専攻科目:語学技能科目36単位(受講科目言語は中国語に限る。「中国語ⅠA」「中国語ⅠB」「中国語ⅡA」「中国語ⅡB」の4科目16単位を含む。留学先で修得した単位も認められる場合がある。)、グローバル・スタディーズ科目36単位(中国語で開講される科目を20単位以上修得する必要がある。留学先で修得した単位も認められる場合がある。)、合計72単位以上
基礎教育科目、専攻科目、自由選択、合計124単位以上
入学時からの通算 GPA が1. 50以上
3. 日本語特別専修
日本語特別専修をメジャーとして卒業するために必要な単位数の内訳は次のとおりです。なお、日本語を母語とする(または日本語が母語に準ずる)学生は、本専修をメジャーとして卒業することはできません。
基礎教育科目:ガイダンス科目10単位以上、合計16単位以上
専攻科目:語学技能科目36単位(受講科目言語は日本語に限る。「日本語ⅠA」「日本語ⅠB」「日本語ⅡA」「日本語ⅡB」の4科目16単位を含む)、グローバル・スタディーズ科目36単位(日本語で開講される科目を20単位以上修得する必要がある。)、合計72単位以上
基礎教育科目、専攻科目、自由選択、合計124単位以上
入学時からの通算 GPA が1. 50以上
4. グローバル教養専修
本専修は日本語を母語とする学生と日本語を母語としない学生では、メジャーとして卒業するための要件が異なります。日本語を母語としない学生については、どの言語が母語であるかによって履修方法が異なりますので、担当のアドバイザーと十分に相談した上で、「グローバル教養専修卒業要件表(日本語非母語話者)」を参照し、履修してください。なお、日本語を母語とする(または日本語が母語に準ずる)学生が、英語および中国語で履修の上、グローバル教養専修として卒業するために必要な単位は次のとおりです。
基礎教育科目:ガイダンス科目10単位以上、合計16単位以上
専攻科目:語学技能科目36単位(「英語ⅠA」「英語ⅠB」「英語ⅡA」「英語ⅡB」の4科目16単位を含む。
留学先で修得した単位を含む)、グローバル・スタディーズ科目36単位(英語で12単位以上、中国語で12単位以上)、合計72単位以上
基礎教育科目、専攻科目、自由選択、合計124単位以上
入学時からの通算 GPA が1. 50以上
専攻別カリキュラム・マップ 専攻別履修モデル
グローバル化が加速する今日の社会において、高度な外国語コミュニケーション能力を基盤として、自らが関わるコミュニティの様々な課題に向き合い、積極的に課題解決に取り組むことのできる人材が必要とされています。
そのため、まずは基礎となる高度な外国語運用能力を修得します。その上で、直面する問題や課題に対し、多角的な視野と知識をもとに思考と分析を行い「実行可能な解決策を提示できる人材」、具体的かつ論理的に説明・説得するための「高いコミュニケーション能力を持つ人材」、コミュニティにおいて中核的な存在として「課題解決に向けてリーダーシップを発揮する人材」を育成していきます。
【求める学生像】
学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを国や地域を問わず求めます。
また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者(特に外国語運用能力)
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)世界の国や地域、及び自国に対して強い関心を有する者
(4)グローバルな社会において積極的に学修や経験に挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者
そのため、まずは基礎となる高度な外国語運用能力を修得します。その上で、直面する問題や課題に対し、多角的な視野と知識をもとに思考と分析を行い「実行可能な解決策を提示できる人材」、具体的かつ論理的に説明・説得するための「高いコミュニケーション能力を持つ人材」、コミュニティにおいて中核的な存在として「課題解決に向けてリーダーシップを発揮する人材」を育成していきます。
【求める学生像】
学群の教育の考えに共感し、学修や経験を通して、成長を望む人たちを国や地域を問わず求めます。
また、ここでの学びをはじめようとする人たちには、以下の素養を身につけておくことを求め、各選抜において、その資質をはかります。
(1)高等学校までに身につけておくべき基礎学力を有する者(特に外国語運用能力)
(2)自ら進んで学ぶ強い意欲と自立心を有する者
(3)世界の国や地域、及び自国に対して強い関心を有する者
(4)グローバルな社会において積極的に学修や経験に挑戦する意欲を有する者
(5)建学の理念を理解し、他者に奉仕し、ともに向上する意欲を有する者
ページの先頭へ