サッカー部 主将 吉川 遥人
まずは自分が変わること。その先にチームの飛躍がある
サッカー部 主将 MF
吉川 遥人 リベラルアーツ学群 4年
平塚学園高等学校 出身

学びとサッカーの両立を目指し、桜美林大学へ
5歳のときに地元のスクールでサッカーを始め、地元の少年団やクラブチームで練習を重ねました。温かく支えてくれた家族の後押しもあり、中学卒業後は、部員数が100人を超える平塚学園高等学校へ。1年生のときはなかなか試合に出られませんでしたが、自分のプレースタイルがチームの方針とも合致し、2年生からAチームのスタメンとして試合に出場することができました。チームメイトにも恵まれ、充実した3年間を過ごすことができたと思います。
大学でサッカーを続ける予定はなかったのですが、両親や高校の監督から「サッカーをやりながら、将来のことを考えてみたらどうか?」と勧められました。進学先を検討する中で選んだのが桜美林大学 リベラルアーツ学群です。部活の雰囲気の良さに加え、多様な領域を横断して学びながら進路や専門性を模索できる環境に魅力を感じ、入学を決めました。
今の成績に誰も満足していない
私が入学した2023年頃からサッカー部の強化が進み、ここ数年で部員数が一気に拡大しました。リーグ戦も好成績を収め、大学3年のときには東京都大学サッカー連盟の1部リーグでプレーできるようになりました。
現在は「攻撃のための守備」という考え方のもと、ボールを奪い返してすぐ反撃できるよう積極的かつ組織的なディフェンスがチームのスタイルになっています。昨年よりも守備の意識が高まり、私も徹底的に走り込むことを求められています。
昨年度からゲームキャプテンを、今年度から主将を務めています。もともと自分から積極的にコミュニケーションをとるタイプではなかったのですが、自分が前に立って行動しなければチームも変わりません。特に入部間もない下級生に、監督の指示や意図を丁寧に伝えるよう心がけています。昨年度は関東リーグ参入をあと一歩のところで逃しました。周囲からは「頑張ったね」と言われますが、満足している選手はひとりもいません。悔しさをバネにポジション争いも活発化しており、上級生にとっても安泰ではない健全な緊張感のもと、サッカーに向き合えています。
心に残るサッカーを、心を動かすサッカーを
秋からのリーグ戦に向けて、体力作りや守備の練習に取り組んできました。今年度は昨年度のメンバーに、高校などで全国大会を経験した1年生も加わり、チームとしてさらにレベルアップした状態になっています。上級生の経験と、下級生の勢いを組み合わせて、最高の結果を出したいと思っています。
私たちが掲げているスローガンは、「心に残るサッカーを、心を動かすサッカーを」です。勝つことはもちろん、応援してくれる方に楽しんでもらえるようなサッカーを目指しています。これまで支えてくれた家族や指導者への感謝を込め、目標達成に向けてチーム一丸となってリーグ戦を戦い抜きます。
成長の鍵:コンフォートゾーンに留まらない(編集部より)
慣れ親しんだ場所や人間関係が保証されている環境のことを「コンフォートゾーン」といいます。居心地が良い反面、自己成長にはつながりにくいといわれています。
吉川さんは桜美林大学に入学し、ひとりのサッカー選手としてだけでなく、リーダー経験を積むことでコンフォートゾーンから抜け出しました。「大事なことは、自分自身が変わること」と決意を固め、レベルの高い環境の中で仲間と切磋琢磨し、チームにも好成績をもたらしてきました。
年を追うごとに成長を遂げる桜美林大学サッカー部。その歩みは吉川さん自身の成長とも重なります。「心に残るサッカーを、心を動かすサッカーを」というスローガンの結実に向けて、集大成の秋に期待しています。