ご挨拶
『桜美林大学・ダナン大学・パートナーシップ・プログラム』(J. F. Oberlin University-Danang University
Partnership Program - DOPP)は、2003年から本学とダナン大学との学術交流の目的で、国際交流基金研究助成プロジェクトとしてスタートしました。
周知のように、わが国とベトナムとの交流は、長い歴史と深い経験の裏づけに支えられて進められてきておりますが今後一層の推進が求められていることは明らかであります。本プロジェクトの推進は、国際人養成を目的に掲げる本学の建学精神の一環として、ベトナムとの関係を築きながら、両国間の関係の発展と同時に、地域の発展及び桜美林大学の発展に貢献することを目的としています。そのために、学術研究と教育の両面において様々な交流活動を積極的に取り組んでまいりたいと思います。
具体的には、学術研究の交流において、日本・ベトナムに関わる様々な社会経済問題を取り上げ、本学とベトナムや近隣諸国の専門家との協力を得ながら、共同研究を企画、遂行し、国際ワークショップ及びシンポジウムを行い、研究成果の情報を広く発信します。これらの共同研究の成果の一部は、大学教育の参考資料又は教材の補充に資することによって、教育機能をサポートする意義もあります。
教育面では、我が大学の学生のために豊かな学習機会を提供する目的で、海外での言語教育の研修から海外企業活動又は国際協力の現場の見学などの総合研修プログラム・自主研修プログラムなどを定期的に企画し、さらに本ホームページを通じて、ベトナムのことについて勉強したい学生のために、ベトナムの国、民族、社会、文化などの多くの情報を提供します。以上の他、本学の国際交流センターと綿密な連携で、ベトナムからの留学生を受け入れる機会を広めることによって、教育面での我が大学の国際貢献を図ることも視野に入れたいと思います。
これまでのいずれの交流プログラムの実施に際しましても、本学の関連する学内の多くの研究・教育機関の多大のご協力を受けてまいりました。これらのご協力なしには今後のプロジェクトを一歩も前に進ませることはできません。心より御礼と感謝を申し上げます。
これからも、桜美林大学の発展への貢献を目指し、上述の活動の通じて充実した成果を得るために、私どもDOPPは、力を尽くしますので、皆様のご協力と暖かい応援をよろしくお願い致します。
. DOPP