田中千晶准教授が日本発達発育学会で優秀研究賞を受賞

2016/06/03(金)

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健康福祉学群健康科学専修の田中千晶准教授(総合科学系)は、日本発育発達学会第14回大会(3月5日・6日)で研究発表「小学生の学期中と夏休みにおける体重および座位行動・身体活動量の変化に関する変動要因」(田中千晶、田中真紀(京都聖母女学院短期大学)、田中茂穂(国立健康・栄養研究所))を行い、優秀研究賞を受賞しました。

日本発育発達学会は、発育・発達,健康,運動に関する科学的研究とその連絡協同を促進し,この分野の研究の発展をはかり,さらに実践に資することを目的として活動しています。

今回の研究では、肥満の子供の体重は、夏休み中に増加することが報告されていることから、小学生の学期中と夏休みにおける体重および日常の座位行動や身体活動量の変化の変動要因として、心理、行動および環境要因について検討しました。田中先生は、「特に夏休み中の加速度計の収集に苦労しましたが、小学校や約250組のご家族にご協力いただき実施することができました。本研究の結果、小学生において、ボディイメージの改善や家庭において寝室にテレビを置かない介入が有益である可能性が示唆された事から、ぜひ、現場で活かして頂きたい。」と話しています。

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