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スタンフォード大学・桜美林大学協定記念レクチャーシリーズ第8回 5/14(木)

2015/04/20(月)

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「文学翻訳にまつわる難問」
要旨:翻訳とは?文学翻訳とは?違いがあるとしたら、どこがどう違うのだろう。どうすれば著者の声を別の言語で再現できるのだろう。翻訳に携わるようになって半世紀、安部公房・円地文子・渡辺淳一・俵万智など、さまざまな作家の作品の翻訳に挑戦してきたカーペンター教授は、今でもその答えを求め続けています。著者の協力を得て完成した最新の翻訳作品である水村美苗の長編小説『本格小説』(A True Novel; Other Press, 2013)と評論集『日本語が亡びる時~英語の世紀の中で』(The Fall of Language in the Age of English; Columbia Univ. Press, 2015)を中心に、翻訳過程で拾い集めた洞察を通して翻訳とは何かを語っていただきます。

日時2015年5月14日(木)16:10~17:40
場所町田キャンパス 崇貞館6階 H会議室
講師ジュリエット・W・カーペンター 同志社女子大学教授
言語英語(通訳なし)、質疑応答は日本語可

略歴:ジュリエット・W・カーペンター 1960年父と共に初来日。高校から日本語学習を始め、ミシガン大学ではE.G.サイデンスティッカー教授の指導を受け、日本語・日本文学研究の修士号取得。1969-70年にアメリカ・カナダ大学連合日本研究センターで学ぶ。1974年再来日し、神戸女学院などで教えた後、同志社女子大学教員となる。1980年最初の翻訳作品の安部公房作『密会』で「日米友好基金文学翻訳賞」を受賞。以来、俵万智の『サラダ記念日』をはじめ、難しいとされてきた司馬遼太郎の『坂の上の雲』など幅広い翻訳を手掛ける。2014年、水村美苗作『本格小説』の翻訳で再び「日米友好基金文学翻訳賞」を受賞。

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