開講年度 | 2016年度 |
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開講学期 | 2016年度 秋学期 |
授業コード | 28605 |
科目 | グローバル・コミュニケーション入門(J) |
教員氏名 | 藤木 美奈子 |
授業種別 | 週間授業 |
授業方法 | 講義 |
授業概要 | 本授業では、グローバル・コミュニケーション学群で学ぶための基礎的な知識、スキル、態度を学びます。本学群は、21世紀の日本と世界をつなぐコミュニケーション言語として重要になる英語、中国語、日本語の3言語のいずれか1言語、または2言語、3言語の習得を目指しますが、それと同時に、「言語を使って」様々な背景を持った人とのコミュニケーションの在り方、コミュニケーションの重要性について、実践を交えて学ぶことで、コミュニケーションを支える基盤構築を目指します。またこれから4年間学ぶ桜美林大学をよりよく知るために、建学の精神、創立者を知るためのグループワークも取り入れます。グループワークを通して、本学群が目指す、国や文化を超えたグローバルな協働のための基礎を養います。 |
到達目標 | (1) 大学で学ぶ基本的な姿勢、知識、方法、態度を身に着ける。 (2) 様々な背景を持った人と積極的にコミュニケーションを図り、協調性を持って問題を解決する態度を身に着ける。 (3) コミュニケーションの重要性を理解する。 (4) 桜美林大学の建学の精神、創立者の清水安三先生について知る。 |
授業計画 | 第1回 (9/21) オリエンテーション 春学期の学びを振り返ると同時に、秋学期の学習計画、および大学4年間を通して何を学びたいのか、長期目標を立てる。大学で求められる学習態度、学習スキルを理解し、能動的で自律的な学習姿勢に向けて、意識づけを図る。 第2回 (9/28) グループプロジェクトの導入 学期末に実施するグループプロジェクトに備え、簡単なテーマでシミュレーションを行う。なぜ桜美林大GC学群に入ったのか、卒業後の夢は何かなど、将来ビジョンを含めてグループで意見交換し、メモにまとめ、一人ずつグループ内で発表する。この体験を通して、考える(調べる)⇒まとめる⇒発表する、の大まかな流れを体験し、各プロセスにおいてどういったスキル習得が必要かを理解する。 第3回 (10/5) スタディスキル① 基本的なネットワーク利用、情報モラル(ネチケット)の導入 大学での学びにおいて必須となるPCおよびインターネットに関する基本的スキルを習得する。PCの基本操作、桜美林メール、E-Campus、図書館資料の検索。また情報モラル、ネチケットを説明する。 第4回 (10/12) スタディスキル② Wordを使った文書作成、レジュメの作り方の導入、Power Pointの使い方 第3回で説明した図書館資料の中でも、データベースから新聞記事を選び、その概要をWordを使って作成する。レジュメの作り方の方法、注意点のほか、パワーポイントの使い方を説明する。 第5回 (10/19) スタディスキル③ プレゼンテーション 話の組み立て、口頭発表の仕方、発表態度に関する注意点を説明し、実践する。 第6回 (10/26) 学期末レポートワークシートの作成 学期末レポートに向けて、ワークシートを作成。レポートのテーマは授業内で指示する。 第7回 (11/2) 桜美林大学の建学の精神と清水安三先生の人生を知る ・三谷高康学長から建学の精神、清水安三先生のお話を聞く。 ・DVD「激動の20世紀を生きた3人のクリスチャン」の清水安三先生の部分を観る。 ※荊冠堂チャペル(町田キャンパス)で行うので、2限の学生は10:30-12:00とする。日程変更の可能性あり。 第8回 (11/9) グローバル・コミュニケーションとは 日本人のコミュニケーションスタイルの特徴、グローバル化が進む社会で求められるコミュニケーションのあり方についての概論 第9回 (11/16) ロジカル・コミュニケーションとは ペアワーク、グループワークを通してロジカルコミュニケーションの実践 第10回 (11/30) グループプロジェクト① これまで習得したスタディスキルと、世界で求められるコミュニケーションのあり方を踏まえ、グループプロジェクトを開始。学期末に行うプレゼンテーションのアイディアを練る。発表テーマは授業内で指示する。 第11回 (12/7) グループプロジェクト② 発表の構成、素材集め、コンテンツ作成の方法と注意点の説明。 第12回 (12/14) グループプロジェクト③ レジメ、スライド作成の注意点の説明。発表の役割分担。発表の構成を話し合う。 第13回 (12/21) グループプロジェクト④ グループごとにクラス全体で中間発表をし、教員によるフィードバックをする。 第14回 (1/11) グループプロジェクト⑤ プレゼンテーション発表会。相互評価。 第15回 (1/18) 振り返り、総括 発表会のフィードバック・1学期のまとめ。学期末レポートの提出 |
授業時間外学習 | (1) 本学図書館のHPから資料(新聞記事)を検索し、概要を指定のワークシートに書き、さらにWord文書でレジュメを作成する。 (2) 清水安三先生、桜美林大学の建学の精神について、様々な資料をもとに調べる。 (3) プレゼンテーション発表会に向けて、グループの仲間と協力して準備をする。 (4) 学期末レポートを作成する。 (5) チャペルアワーに出席し、レポートを書く。 |
テキスト | 授業内でプリントを配付。 |
参考書 | 『自分を活かすコミュニケーション力』荒木晶子・藤木美奈子. 2011. 実教出版 『伝わるスピーチAtoZ 口語表現ワークブック』 荒木晶子、穐田照子、尾関桂子、藤木美奈子、甕克実、山本薫. 2013.実教出版 『石ころの生涯』清水安三(「さくら~にんぐ」から閲覧可能) 『桜美林物語』清水安三(本学図書館に所蔵) 『激動の20世紀を生きた三人のクリスチャン [DVD]』 ライフ・クリエイション. いのちのことば社 『朝陽門外の虹-崇貞女学校の人々』 山崎朋子. 2003.岩波書店 『情報リテラシー教科書 Windows 7/Office 2010対応版』矢野文彦(監修)2010.オーム社 『フレッシュマンセミナーテキスト』(第2版). 初年次教育テキスト編集委員会(編)2014. 東京電機大学出版局 |
評価基準 | A:授業内容を十分に理解し、提出物、プレゼンテーションの内容やグループワークでの取り組みの姿勢ともに極めて優れている。 B:授業内容を十分に理解し、提出物、プレゼンテーションの内容やグループワークでの取り組みの姿勢ともに優れている。 C:授業内容を理解し、提出物、プレゼンテーションの内容やグループワークでの取り組みの姿勢ともにほぼ要求の水準である。 D:授業内容を最低限理解し、提出物、プレゼンテーションの内容やグループワークでの取り組みの姿勢ともに、ほぼ最低の基準である。 F:授業内容を理解せず、プレゼンテーションや課題を提出したが、最低限の水準に満たしていない。または課題を提出せず、プレゼンテーションもしていない。3分の1を超えて(6回以上)欠席した。 ・ 授業開始15分以降に入室した場合、欠席扱いとし、 授業開始後15分以内に入室した場合は、遅刻とする。 ・ 遅刻3回を欠席1回としてカウントする。 ・ プレゼンテーションの際に無断で欠席した場合は不合格(F)とする。 ・ 提出物の締め切りは厳守。 ・ 学期末レポート未提出の場合、不合格とする。 ・ レポート提出日やプレゼンテーション日に体調不良などでやむを得ず欠席する場合は、前日までに担当教員に連絡し、担当教員の指示に従うこと。 ・ 最低2回はチャペルアワーに出席し、所定のレポート用紙を提出すること。チャペルアワーに2回出席しない、または所定のレポートを提出しない場合は不合格とする。 評価方法は以下の通り 1. プレゼンテーション 20% 2. レポート 25% 3. チャペルアワーへの参加(最低2回は出席し、所定のレポートを書いて提出)10% 4. 毎回の ワークシート、振り返りシート 30% 5. 授業参加度(授業態度、グループ活動での貢献度など)15% |
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最終更新日 | 2016/08/17 |