開講年度 | 2016年度 |
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開講学期 | 2016年度 秋学期 |
授業コード | 22126 |
科目 | 力学II |
教員氏名 | 森 厚 |
授業種別 | 週間授業 |
授業方法 | 講義 |
授業概要 | 【概要】 力学は物理学の根幹となる学問分野です。力学I に引き続き、歴史的な経緯に触れながら、ニュートン力学について理解を深めます。まず、力学I の学習内容(特に運動の法則と保存則)を復習しながら、一般的な議論に拡張していきます。続いて、質点の回転運動に結び付けて、剛体の力学について学びます。さらに、力学的な振動と波動について理解を深めます。数学的な扱いの異なる解析力学や、連続体の力学である弾性体力学と流体力学については、時間が許せば基礎を紹介する予定です。力学を扱う上で必要な微分・積分等の数学も必要に応じて学習します。 物理学において、対話は理解を深めるためには本質的に重要です。そこで、本講義では、問題を議論しながら考えることもします。 講義のページで過去の講義の資料を掲載しています。詳細はそちらも参照してください。 【準備学習】 物理学概論は既習であるとして、あるいは、高等学校の物理学 I 程度の基本的な理解があるものとして、講義を進めます。また、テキストの精読を前提とします。また、自宅で解く問題を課します。 【形態】 講義 |
到達目標 | 授業を受講しているだけで身につけられることは一切ありません。 以下の項目は学生の皆さんの努力があって達成しうる目標です。 1) 力学の諸概念について理解を深め、説明することができる 2)力学についての諸問題を解くことができる。 |
授業計画 | 01. (09/22) はじめに/数学ソフトの活用方法 02. (09/29) 内積とエネルギー保存則 03. (10/06) 運動量保存則 04. (10/13) 衝突 05. (10/20) 固定点まわりの剛体運動 06. (10/27) 慣性モーメント 07. (11/10) ベクトルの外積 08. (11/17) 角運動量 09. (11/24) 回転運動の方程式 10. (12/01) 回転運動と並進運動の対応関係 11. (12/08) 身の回りの回転運動 12. (12/15) 剛体の静止平衡 13. (12/22) 振動運動 14. (01/12) 波動 15. (01/19) 万有引力による運動 学生の皆さんの理解度に応じてスケジュールを適宜変更する。 |
授業時間外学習 | 【事前の学習】 ・本学には物理学に関するリメディアル教材がありますので参照してもいいでしょう。 大学生には、自ら勉強する方法を確立しておくとが求められます。そこで、この講義も、自らの責任で、各自の方法で勉強してよいですし、そうすべきです。例えば、典型的には次のような学習方法が推奨されます。 【予習】 ・テキストの熟読 ・テキストの練習問題を解くこと 【復習】 ・テキストの再読 ・テキストの練習問題を解きなおすこと ・講義で示された内容を自分で示してみること |
テキスト | 1. 「最短力学」 2. Raymond A. Serway著、松村 博之訳、科学者と技術者のための物理学 Ia, 学術図書出版 3. Raymond A. Serway著、松村 博之訳、科学者と技術者のための物理学 Ib, 学術図書出版 |
参考書 | 授業中に随時紹介します。 |
評価基準 | 出席・講義参加度・講義で扱う提出物(50%) 期末試験(50%) A: きわめて高いレベルで目標が達成された。 B: 高いレベルで目標が達成された。 C: 一応のレベルで目標が達成された。 D: 最低基準のレベルで目標が達成された。 F: 目標が達成されなかった。 ※ 30分以上の遅刻は基本的に出席として認めません。 ※ 本学の規定により、1/3より多く欠席した場合は、理由によらず不可とします。 ※ 予習復習をしていることを前提とします。 |
URL | http://robo.mydns.jp/Lecture |
最終更新日 | 2016/08/09 |