開講年度 | 2013年度 |
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開講学期 | 2013年度 春学期 |
授業コード | 23028 |
科目 | 力学II |
教員氏名 | 森 厚 |
授業種別 | 週間授業 |
授業方法 | 講義 |
授業概要 | 【注意】 カリキュラムの移行期であるので「力学I」と同時開講です。力学Iとの同時履修が必要です。 【概要】 力学は物理学の根幹となる学問分野です。歴史的な経緯に触れながら、ニュートン力学について理解を深めます。まず、質点の力学から始め、質点系の力学、剛体の力学についての理解を深めます。数学的な扱いの異なる解析力学や、より一般的な力学系の話題も紹介する予定です。また、連続体の力学である弾性体力学と流体力学については、時間が許せば基礎を紹介する予定です。力学を扱う上で必要な微分・積分等の数学も必要に応じて学習します。 対話は理解を深めるためには本質的に重要です。そこで、本講義は講義科目でありながら、学生に問題を解いてもらう時間も設けます。 講義のページで過去の講義の資料を掲載しています。詳細はそちらも参照してください。 【準備学習】 物理学概論は既習であるとして、あるいは、高等学校の物理学 I 程度の基本的な理解があるものとして、講義を進めます。また、テキストの精読を前提とします。また、自宅で解く問題を課します。 【形態】 講義 |
到達目標 | 授業を受講しているだけで身につけられることは一切ありません。 以下の項目は学生の皆さんの努力があって達成しうる目標です。 1) 力学について理解を深めることができる。 2)力学についての基本的な諸問題を解くことができる。 |
授業計画 | 次のような内容についての問題解法やその技術の修得を中心とする。 なお、力学Iとの同時履修が必要なので注意する。 01. [04/18] 計算機の利用方法 02. [04/25] 数式処理ソフト Maxima 03. [05/02] 統計処理ソフト R 04. [05/09] 円運動と摩擦がある運動 05. [05/16] 仕事とエネルギー 06. [05/23] ポテンシャルエネルギー 07. [05/30] 運動量と衝突 08. [06/06] 固定軸のまわりの剛体運動 09. [06/13] 角運動量 10. [06/20] 転がり運動 11. [06/27] 振動1 12. [07/04] 振動2 13. [07/11] 波動1 14. [07/18] 波動2 15. [07/25] まとめ ※ なお、学生諸君の理解度によりスケジュールと内容を適宜変更します。 |
授業時間外学習 | 【事前の学習】 ・本学には物理学に関するリメディアル教材がありますので参照してもいいでしょう。 大学生には、自ら勉強する方法を確立しておくとが求められます。そこで、この講義も、自らの責任で、各自の方法で勉強してよいですし、そうすべきです。例えば、典型的には次のような学習方法が推奨されます。 【予習】 ・テキストの熟読 ・テキストの練習問題を解くこと 【復習】 ・テキストの再読 ・テキストの練習問題を解きなおすこと ・講義で示された内容を自分で示してみること |
テキスト | 1. 「最短力学」 2. Raymond A. Serway著、松村 博之訳、科学者と技術者のための物理学 Ia, 学術図書出版 3. Raymond A. Serway著、松村 博之訳、科学者と技術者のための物理学 Ib, 学術図書出版 |
参考書 | 授業中に随時紹介します。 |
評価基準 | 出席・講義参加度・講義で扱う提出物(50点) 期末試験(50点) A: 90 〜100点 B: 80 〜 89点 C: 70 〜 79点 D: 60 〜 69点 F: 0 〜 59点 ※ 30分以上の遅刻は基本的に出席として認めません。 ※ 本学の規定により、1/3より多く欠席した場合は、理由によらず不可とします。 ※ 予習復習をしていることを前提とします。 |
URL | http://robo.mydns.jp/Lecture |
最終更新日 | 2013/03/14 |