| 開講年度 | 2012年度 |
|---|---|
| 開講学期 | 2012年度 秋学期 |
| 授業コード | 39513 |
| 科目 | 教学支援特論 |
| 教員氏名 | 高橋 真義 |
| 授業種別 | 週間授業 |
| 授業概要 | この授業は、学生を活かすための教員・職員の役割分担の必要性を問う「学生教員職員三輪車論」を学びの座標軸とします。大学の主役であり生きた資産である学生の可能性を最大限に活かすために、教員とのパートナーシップのもとに大局的な視座からの的確な教育支援サービスの演出と提供ができる、さらには、外部資金を積極的に取りに行くための組織の中核を担うことができる戦略的実践的職員力の養成を目指します。 私立大学の4割が定員を割り、赤字経営を強いられています。私立大学間の強弱二極化は鮮明となり、大学淘汰に拍車がかかっています。国の厳しい経済状況下、私立大学に対する経常費補助金の制度設計は抜本的に見直され、補助効果を上げるという観点から弱者には厳しいものになっています。経常費補助金は資金交付を待つモノではなく、組織を挙げて積極的に取りに行くモノです。第2の収入源泉である経常費補助金獲得のための発想を変え、組織的体制の強化が必要です。 大学職員は事務処理能力が第一義であるとされた時代は終わりました。経営指標を理解し、大局的・戦略的に教学と経営を融合するマネジメント感性のある大学職員が期待されます。さらに、教育支援スタッフとして、教員と共に、大学の生きた資産である学生の可能性を最大限に活かすための「教育支援力」、魅力的な教育支援サービスを主体的・立体的にプロデュースする役割分担も求められます。 個性輝く大学であり続けるためには、大学の組織を大局観のある戦略的なものにしなければなりません。 大学のミッションである教育・研究・社会貢献を特色あるカタチに「見える化」するために、教員と職員のきめの細かいパートナーシップが問われることとなります。 |
| 到達目標 | 教員とのパートナーシップを持ち、教学と経営を融合するマネジメント感性と「教育支援力」のある戦略的実戦型教育職員となることを目指します。 レベル1 大学職員として教員・学生とのコミュニケーション力を養成します。 レベル2 大学を現場の視座から改革ができる「教育支援力」のある実践型教育職員力を養成します。 レベル3 大学の持つ「教育資産」と「経営資産」を束ねるコーディネート力を養成します。 レベル4 大学の持てる「資産」を束ねて「集合天才化」し、大局観のある長期的戦略的な視座から大学経営を構想するプロデュース力を養成します。 |
| 授業計画 | ●授業形式 授業は前半を講義とし、後半は課題の発表と討議とします。 ●情報の共有 授業に関係する情報はML(lメーリングリスト)で共有するものとします。 授業の記録は、毎回、担当者(持ち回り)が整理しMLに公表します。 ●アサインメント 毎回の課題はMLに提出、公開します ●授業計画 9/20 ガイダンス 「大学学生教員職員三輪車論」を考える 27 教員とのパートナーシップを前提とした大学職員の役割分担について考える 10/ 4 教育サービスの特徴 大学の教育サービスと組織力をSWOT分析する 11 民間教育機関のサービス組織力をSWOT分析する 18 競争的資金を獲得した教育モデルのベンチマーク 25 学生と教員を支援する大学職員の新しい役割「教育支援力」を検証する 11/ 8 職員の「教育支援力」アップのためのSD 15 教職員と学生による参加型FD・SD 22 大学職員が必要とする経営指標 教学関連指標を理解する 29 経営関連指標を理解する 12/ 6 私学助成の基本的な制度設計を理解する 13 経常費補助金の制度設計に意識された教学支援の視座を検証する 20 経常費補助金獲得のための組織を構築する 1/10 大学経営資産(学生・教員)の戦略的活用をプロデュースする 17 まとめ 特別プログラム 2012.11/17−18 「大学職員サミットにいがたカレッジ」(会場校:新潟大学)の企画プロデュース 2013. 2/23−24 秋学期合宿(会場:八王子セミナーハウス) |
| 授業時間外学習 | 日頃から、学び続ける教育支援スタッフとして「教育支援力」を磨くための努力を続けてください。 準備学習としては、日々の情報感性を磨くために新聞媒体からの情報収集に努めてください。 課題については、各自、提出にとどまらず、相互にピアレビューを行い授業を深化・活性化することに努めることとします。各回の授業のテーマについての予習、特にアサインメントの作成については、関係者からの協力を得て作成してください。 授業後は、各自、履修生が提出したアサインメントを吟味し、当初提出したアサインメントを深化してください。 |
| テキスト | 大学職員スキルアップ研究会編 『みんなで考える33の課題 大学職員のためのスキルアップ演習 -思索と実践とディスカッションの軌跡-』霞出版社 |
| 参考書 | 桜美林大学大学院ジャーナル『桜美林大学シナジー』 第3号 第8号 桜美林大学 高橋真義編『学びの豆の木』 霞出版社 早田幸政・諸星裕・青野透編『高等教育入門』 ミネルヴァ書房 有本章・北垣郁雄編『大学力』 ミネルヴァ書房 大場淳・山野井敦徳編『大学職員研究序説』 広島大学高等教育研究開発センター 文部科学省高等教育局私学部編『私学必携』 第一法規出版 日本私学振興・共済事業団編『今日の私学財政』 川喜多二郎『続・発想法』 中公新書 |
| 評価基準 | 講義参加・討議60% 課題発表30% 最終レポート10% により評価します。 A(特に優秀):90%以上 B(優秀):80%以上 C(良好):70%以上 D(合格最低ライン):60%以上 F(不合格):60%未満 |
| URL | http://shingi-blog.269g.net/ |
| 最終更新日 | 2012/08/09 |