開講年度 | 2012年度 |
---|---|
開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 39020 |
科目 | 犯罪心理学特論 |
教員氏名 | 藤野 京子 |
授業種別 | 集中講義 |
授業概要 | 非行少年や犯罪者に対する資質鑑別・査定を事例を通じて学び、またその査定を踏まえた処遇計画についても考える。そして、非行・犯罪関連の心理臨床についての理解を深めると同時に、他の領域の心理臨床との同異についても検討する。加えて、犯罪被害者の心理についてもふれる予定である。 |
到達目標 | 非行・犯罪関連の心理の専門家になった場合の、非行少年や犯罪者に対する働きかけのイメージをつかむと同時に、そのような専門家になるにあたってどのようなことを習得していくべきかについての理解を深める。 |
授業計画 | 1時限目: 非行・犯罪臨床と他の臨床との関係 2時限目: 犯罪者処遇のスタンス 3時限目: 金属バット事件についての説明(心理テストを中心として) 4時限目: 金属バット事件についての質疑応答 5時限目: 生育史からの理解の事例紹介 6時限目: 生育史からの理解についての質疑応答 7~8時限目: 3事例についての意見交換 8時限目: 少年院制度の説明・少年院の処遇の個別的処遇計画の説明 9時限目: 2事例の処遇計画 10時限目: 1事例の処遇計画+少年院・刑務所分類 11時限目: LD事例 12時限目: 被害者のビデオ視聴と感想のシェア 13~15時限目: 施設参観 |
授業時間外学習 | 配布資料などをもとに宿題を出すことがあります。 |
テキスト | 配布資料をもとに行うこととします。 |
参考書 | 授業において適宜紹介する予定です。 薬物依存に対する治療については、藤野京子他 「薬物はやめられる!?」 財団法人矯正協会 (2007)を、 被害者の心理に理解にあたっては、E.K.ライナソン著 藤野京子訳 「犯罪・災害被害遺族への心理的援助」金剛出版 (2008)を参考にするのも一方法です。 |
評価基準 | 授業での積極的参加の程度によって評価します。 |
URL | |
最終更新日 | 2012/08/21 |