| 開講年度 | 2012年度 |
|---|---|
| 開講学期 | 2012年度 秋学期 |
| 授業コード | 35019 |
| 科目 | 国際人権法 |
| 教員氏名 | 佐藤 以久子 |
| 授業種別 | 週間授業 |
| 授業概要 | 授業は、人権に関する国際基準の枠組‐国際人権基準の解釈・適用、国連等による人権活動とする。また、授業の方法は、テーマ毎にテキスト又は資料の輪読を前提とし、解説と討論を行う。学生は、講義予定の個別の人権問題より関心のある問題を選択し報告すること（2回程度の予定）、また、報告を基に期末にレポートを提出すること。 |
| 到達目標 | 人権とは何か、人権の国際基準の内容と履行の仕組みを理解すること。 |
| 授業計画 | 第1回目（9月20日）：イントロダクション（人権とはなにか、なぜ国際人権法を学ぶのか）輪読1-10頁 第2回目（9月27日）：国際人権法の意義（人権保障制度の国際化） 第3回目（10月4 日）：国際人権の中心理念/国際基準（人間の尊厳、無差別平等原則） 第4回目（10月11日）：（自由権、社会権、発展の権利） 第5回目（10月18日）： ″ 第6回目（10月25日）： 個別の人権問題： 1）人種差別（実態） 第7回目（11月8日）： ″ 2）少数民族差別、自決権 第8回目（11月15日）： ″ 3）女性差別 第8回目（11月22日）： ″ 4）子どもの権利 第9回目（11月29日）： ″ 5）拷問等の禁止 第10回目（12月6日）： ″ 6）武力紛争における人権（国際人道法入門） 第11回目（12月13日）： ″ ※上述より4つ選択する。学生による報告あり。 第12回目（12月20日）： 国連の人権活動 （国連人権高等弁務官事務所、国連人権理事会など主要機関） 第13回目（1月10日）： （人権条約に基づく報告制度、個人通報制度） 第14回目（1月17日）： 地域（欧州）ほか ″ 第15回目（1月24日）： まとめ、レポート提出（締切） |
| 授業時間外学習 | 2時間程度の輪読 |
| テキスト | ・芹田健太郎・薬師寺公夫・坂本茂樹『ブリッジブック 国際人権法』信山社、2008年 ・芹田健太郎編 『コンパクト 学習条約集』 信山社、2010年 ※条約集は新しい版であれば別の条約集でも可。 |
| 参考書 | ・上田正昭編『国際化のなかの人権問題』明石書店、2005年 ・ 尾崎久仁子『国際人権・刑事法概論』信山社、2004年 ・ 畑 博行・水上千之編『国際人権法概論』第4版、有信堂、2006年 ・ 金 東勲『国際人権法とマイノリティの地位』 現代国際法叢書、東信堂、2003年 ・ トーマス バーゲンソル、小寺 初世子 (訳)『国際人権法入門』(1995年) ・ 粕谷 友介『基本的人権の保障』北樹出版、1997年 ・ 小林武『憲法と国際人権を学ぶ』晃洋書房、2003年 |
| 評価基準 | 輪読、討論、報告、レポートより総合評価。 A： 特に優秀 B： 優秀 C： 一応その科目の要求を満たす D： 合格と認められる最低限度のレベルを満たす F： 最低限度のレベル以下、不合格 ※ なお、以下の点に留意してください。 ・出欠について、出席が3分の1以下の場合には自動的に不合格とする。 ・10分以上の遅刻3回を1回欠席とみなす。 |
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| 最終更新日 | 2012/08/28 |