開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 29934 |
科目 | ブランド論入門 |
教員氏名 | 長谷川 宏 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 「ブランド」と聞いて皆さんは何が頭の中に浮かびますか? この身近になった言葉が、企業のマーケティング実務の世界では、常に重要なテーマとして取り上げられ、 積極的な取り組みが行われています。いまやブランドという考え方は、商品というモノだけでなく、サービス や技術、さらにはヒトや地域・国といった様々な対象における価値づくりの基準として、マーケティング活用 の領域を拡大しています。 本授業では、その基本となる理論と実践について、社会の身近な事例や企業の具体的な実践事例をまじえ ながら、考え、学んでいきます。ブランドマーケティングに関する基礎知識はもとより、現在、企業のマーケ ティング実務の現場で取り組みが行われている、実践的なブランド論を理解、習得することを目指します。 |
到達目標 | ●ブランドマーケティングに関連する基礎用語について理解、説明できる。 ●ブランドマーケティングに関する一連の実践方法について理解、説明できる。 ●企業のブランド活動事例について、自らの分析と解釈が述べられる。 |
授業計画 | 第1回(9月20日) 本講義の狙いと概要 第2回(9月27日) ブランドとは何か 第3回(10月4日) ブランドマーケティング概論① 理論と基礎知識 第4回(10月11日) ブランドマーケティング概論② 戦略~実行の基本ステップ 第5回(10月18日) ブランドマーケティング概論③ ブランドマネージャーの仕事 第6回(10月25日) ブランド戦略の実務現場① ブランド価値の探り方1 第7回(11月8日) ブランド戦略の実務現場② ブランド価値の探り方2 第8回(11月15日) ブランド戦略の実務現場③ ブランド価値の創り方 第9回(11月22日) ブランド戦略の実務現場④ ブランド価値の伝え方 第10回(11月29日)パワーブランドの価値構造分析① 事例分析 第11回(12月6日) パワーブランドの価値構造分析② グループ演習 第12回(12月13日)ブランドマーケティングの潮流①インターナルブランディング 第13回(12月20日)ブランドマーケティングの潮流②五感ブランディング 第14回(1月10日) ブランド論のいまとこれから 第15回(1月17日) 全体の振り返りとまとめ |
授業時間外学習 | ●商品、店舗、企業などのブランドに関する情報に常に興味を持ち、キャッチアップしておくこと。 ●重要なテーマについては、事前または事後学習として適宜課題(ミニレポート)を出す。 |
テキスト | 特になし。 講義はPCデータを投影して行う。また重要な資料については授業内で毎回配布する。 すべてを配布するわけではないので、講義中にポイントを自身で筆記すること。 |
参考書 | 博報堂ブランドコンサルティング著 「ブランドマーケティング」日本能率協会マネジメントセンター 小川孔輔著 「ブランド戦略の実際」日経文庫 博報堂ブランドデザイン著 「ブランドらしさのつくり方」ダイヤモンド社 家弓正彦監修、松尾順著 「ブランディング戦略」誠文堂新光社 その他、適宜授業で紹介する。 |
評価基準 | 期末試験、課題ミニレポート、授業態度(出席状況、講義内の質疑応答内容等含む)で 総合評価する。 A:特に優秀な成績 B:すぐれた成績 C:一応その科目の要求を満たす成績 D:合格と認められる最低の成績 F:不合格 |
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最終更新日 | 2012/08/06 |