シラバス詳細情報

開講年度 2012年度
開講学期 2012年度 秋学期
授業コード 29918
科目 社会人基礎II
教員氏名 根津 明広
授業種別 週間授業
授業概要 社会人に求められる「前に踏み出す力」「考え抜く力」「コミュニケーション力」を養成する。「社会人基礎Ⅰ」で学んだ、聴く・読む・調べる・整理する・まとめる・書く・表現する・伝えるといった、基礎的な知識と学びのスキルを活かし、学生自らが実践的に学ぶ場を提供する。特に、チームでの活動を通じて、チームワークとコミュニケーション力を向上させながら、課題解決力、調査能力、ケーススタディによるディスカッション能力、そして、プレゼンテーション力を総合的に育成する。
到達目標 1)社会人基礎力および大学での知識習得の前提となる、初等中等教育過程の基礎学力を「さくらーにんぐ」の「さくドリル」で確認し、80点以上の水準に到達する(社会人基礎Ⅰからの継続目標)。
2)チーム活動を円滑に進めながら、課題を深く検討し、新たな企画を提案し、効果的に発表・説明できる。
3)ヒアリング・アンケート・観察等の基礎的な調査を独自に企画・実施し、結果を効果的に集計・分析して、発表することができる。
4)グループ単位で効果的にディスカッションして、その結果を整理し、発表することができる。
5)特定の課題について、収集した資料や情報を整理して結果を分析し、自分の主張(結論)をまとめ、人前で説明することができる。
授業計画 第1回 ガイダンスと夏休みの課題発表
第2回 チームワークの形成:ビジネスゲーム
第3回 ビジネスツールの活用:iPadの活用方法の検討(その1) グループディスカッション
第4回 同(その2) 検討結果のまとめと発表の準備、レジュメの作成
第5回 同(その3) 検討結果の発表、質疑応答
第6回 留学や国際交流を知る:国際交流ガイダンス
第7回 調査の実践:ヒアリング・アンケート・観察等(その1) 調査目的と方法の検討
第8回 同(その2) 調査結果の集計・分析・まとめ、発表の準備
第9回 同(その3) 調査結果の発表、質疑応答
第10回 ケーススタディ・討論(その1) 学群統一テーマ
第11回 ケーススタディ・討論(その2) 自由テーマ
第12回 ケーススタディ・討論(その3) 自由テーマ
第13回 BM学群プログラム説明会
第14回 課題検討と発表(その1) 教員選択課題
第15回 課題検討と発表(その2) 教員選択課題
授業時間外学習 ・「さくらーにんぐ」の「さくドリル」を利用して英語・数学・国語・社会についての科目別の実力診断テストを各自 行い、その結果が80%の水準を満たすまで、テストを繰り返し行う。
・「社会人基礎Ⅰ」において課題図書として取り上げていないもう一方を事前に読み、読書感想文と筆者の研究調査をまとめ、第1回の授業時に発表する。
  <課題図書>
   福沢諭吉著『現代語訳 学問のすすめ』ちくま新書
   渋沢栄一著『現代語訳論語と算盤』ちくま新書
  <発表資料>
   「課題図書」(前回選択しない図書)の読書感想文 1ページ
   「今回の課題図書の筆者」の人物研究 1ページ
・第5回の検討結果発表に用いる発表資料とレジュメを事前に作成する。
・第8回の調査結果の集計・分析・まとめで用いる調査を独自に行う。
・第9回の調査結果の発表に用いる資料を事前に作成する。
・第10回、第11回、第12回に行う、ケーススタディの検討テーマについて、事前に下調べを行い、準備する。
・第14回、第15回の課題検討と発表について、事前に下調べを行い、準備する。
テキスト ・特になし
参考書 ・学習技術研究会著『知へのステップ第3版』くろしお出版、2011年3月
評価基準 ・評価点=出席20%+課題発表(第1回)5%+検討結果発表(第5回)20%+調査結果発表(第9回)20%+ケーススタディ・討論(第10回、第11回、第12回)15%+課題検討と発表(第14回、第15回)20%
・大学の基準にしたがい、総合的に評価する。
  A:特に優秀な成績 B:すぐれた成績 C:一応その科目の要求を満たす成績
  D:合格と認められる最低の成績 F:不合格
・3分の2以上出席しない場合、または、個人単位で行う課題発表のいずれかをしなかった場合、グループ単位で行う各種活動のいずれかに加わらなかった場合は「F」とする。
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最終更新日 2012/08/06