開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 28985 |
科目 | 舞踊論B |
教員氏名 | 松澤 慶信 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 舞踊が芸術・文化の有力な一つに数えられるようになって喜んでいる内に久しく経ちました。しかも昨今は哲学的身体論のグッドモデルとして高い期待を持って舞踊が迎えられようとしています。しかしこの名誉な関心に舞踊プロパーは真摯に応えようとしてきたでしょうか。感性を、そして価値を探求する美学芸術学の対象として舞踊をそして身体を、この反省にたって俎上にあげて、舞踊の思想史を展開していきます。 |
到達目標 | 舞踊史の基本的知識の習得と、身体を通じて考えるとはどういうことかを了解していただきたい。 |
授業計画 | 1.パフォーミング・アーツとパフォーマンス・アーツ ダンシングしないダンス 身体の営為 2.ダンシングするダンス 舞踊言語の特性 3.舞踊史学の存立 4.18世紀美学芸術学思想とballet d’action 5.19世紀 バレエにおけるロマン主義 6.パという様式 古典主義 7.フォルマリズムへの道 8.モダンダンスの発生 表現主義舞踊 9.ダンスにおけるモダニズム 10.1960年代の検討 11.ダンスにおけるポストモダニズム ミニマリズム 12.包括概念としてのコンテンポラリー・ダンスと舞踊教育 13.舞踊と感情 14.身体知と舞踊 15.総括 21世紀の舞踊と舞踊学 |
授業時間外学習 | ダンス公演をいっぱい見に行って下さい。特選の公演を授業中に告知します。 |
テキスト | 授業中に随時指示します。 |
参考書 | アニエス・イズリーヌ著『ダンスは国家と踊る』慶應義塾大学出版会 |
評価基準 | 出席重視と期末試験の評価によります。 |
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最終更新日 | 2012/08/17 |