開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 27684 |
科目 | 日本語演習(上級・職業コミュニケーション) |
教員氏名 | 今井 美登里 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | この科目は、日本語が母語ではない学生のための科目です。 RJの学生の場合は、プレイスメントテストで上級(レベル5,6)と判定された学生が履修できます。 学群生の場合は、2年次以降の履修を勧めます。 ■この授業では、日本企業に就職するために必要な日本語力やコミュニケーション力、ビジネスマナーや知識を身につけられるよう、実践的な練習・活動を行います。 実際に、履歴書の書き方、面接の受け方、会社内でのやり取り、電話での応対、企画、プレゼンテーションを行い、その中で、仕事をするために必要な日本語でのコミュニケーション力を身につけます。 |
到達目標 | この授業では、次の知識や能力を身につけることを目標としています。 (1)社会人として求められる能力の中の言語的な側面について知り、実際に使える。 (2)基本的なビジネスマナーについて知る。 (2)ビジネスの様々な場面で、敬語を含む表現を適切に用いてコミュニケーションがとれる。 【上級(レベル5・6)の総合目標】 (1)場面や状況に応じた多様な日本語表現に習熟し、文脈・目的に応じた適切な表現の選択ができるようになる。 (2)「速く」「多くの」日本語情報を処理したり発信したりする能力を身につける。 (3)日本語コミュニティでの社会や文化に習熟し、予期しない事態にも対応でき、必要に応じて日本語で人的ネットワークを拡大することができる。日本語コミュニティに自信を持って参加できるようになる。 (4)日本語コミュニケーションにおいて必要な知識を論理的に整理することができ、日本語を使用して論理的な思考、分析、批判などができるようになる。 (5)日本語コミュニケーションにおいて、自分の得意なところと苦手なところが自覚でき、自分で適切な学習目標を立てることができる。自分の周囲にある多様な学習リソース(学習資源)を活かして目的に応じた学習を進めることができる。 |
授業計画 | 授業の主な内容は次の通りです。 (授業の内容・スケジュールは必要に応じて変更することがあります。) 第1回 オリエンテーション 就職活動と就職─求められるコミュニケーション能力 第2回 社会人基礎力とは 自己紹介文を書く、自己紹介をする 第3回 社会人基礎力を伸ばすために必要なこと 就職活動のためにEメールを書く、電話をかける 第4回 面接試験を受ける 第5回 ビジネスマナーの基本 ビジネス日本語(1)敬語の使い方① 第6回 ビジネス日本語(1)敬語の使い方② 第7回 ビジネス日本語(2)電話をかける・受ける 第8回 ビジネス日本語(3)頼む・断る、許可をもらう 第9回 会話テスト、プロジェクトワークのためのタスク *プロジェクトワーク:旅行会社での企画・販売 第10回 プロジェクトワーク:提案し交渉する(1) 第11回 プロジェクトワーク:提案し交渉する(2) 第12回 プロジェクトワーク:提案し交渉する(3) 第13回 プロジェクトワーク:提案し交渉する(4) 第14回 プロジェクトワークのまとめ 第15回 コース全体の振り返り、授業評価など ★連絡などでOBIRIN e-Learning (Moodle)を使います。 |
授業時間外学習 | 課題を完成させて期限までに提出できるようにする |
テキスト | ・配布物 (参考:『就職支援ガイドブック』(桜美林大学キャリア開発センター)、『ビジネス日本語』、 『日本企業への就職 ビジネス会話トレーニング』『聞いて覚える話し方 日本語生中継』など) |
参考書 | 『オフィスで使える!マナーも身につく!ビジネス日本語』(1)内定者編 (2)新入社員編 凡人社 『日本で働く! ビジネス日本語30時間』 宮崎道子・郷司幸子著 スリーエーネットワーク 『日本企業への就職 ビジネス会話トレーニング』岩澤みどり・寺田則子著 アスク 『実用ビジネス日本語—成功への10章』 TOPランゲージ著 アルク 『ジェトロビジネス日本語能力テスト模試と対策』 JALアカデミー著 他 『聞いて覚える話し方 日本語生中継』椙本総子・宮谷敦美著 くろしお出版ほか |
評価基準 | ■基準 A:この科目の目標を十二分に達成し、授業への参加態度も非常に優れている。 B:この科目の目標を達成し、授業への参加態度も優れている。 C:この科目で主要な目標は達成し、授業への参加態度もおおむね積極的である。しかし、この科目の全体的な目標の達成にはさらなる取り組みが求められる。 D:この科目の目標の達成は不十分で、参加の程度も不十分だが、合格最低の基準に到達している。今後、多くの努力が必要である。 F:この科目の目標を達成していない。不合格 ■以下を総合して、成績を出します。 授業活動(タスク・課題提出等) 50% 会話テスト(会話・ロールプレイ) 20% プロジェクトワーク(活動参加度・発表・振り返りなど) 30% ■注意事項 ・会話テストを受けなかった場合は、単位を認定しません。 当日やむを得ず欠席する場合は、あらかじめ担当者に連絡してください。 ・第10回~第14回のプロジェクトワークで3回以上欠席した場合は、単位を認定しません。 ・15回の授業の中、10回以上(3分の2以上)出席したものについて成績評価の対象とします。(6回以上欠席した場合は単位認定の対象としません。) ・授業開始後30分以上の遅刻・早退は欠席とします。 ・30分未満の遅刻・早退は3回で欠席1回とします。 ※やむを得ず欠席する場合は、必ず「欠席届け」(教務課にあります)を提出してください。病気などの場合もできるだけ事前に教員かクラスメートに連絡し、後で「欠席届け」を出してください。ただし、「欠席届け」を出しても欠席の回数は減りません。 ※病気・事故による長期欠席については、教員への欠席届けのほか、診断書等の提出が必要となります。 |
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最終更新日 | 2012/08/22 |