シラバス詳細情報

開講年度 2012年度
開講学期 2012年度 秋学期
授業コード 27675
科目 日本語演習(漢字II)-21
教員氏名 鈴木 理子
授業種別 週間授業
授業概要 ◆この科目では、Moodle (OBIRIN e-Learning)を活用します。 
◆このクラスは、非漢字圏で、日本語レベルが中級の学生のためのクラスです。韓国の学生は、クラスの担当教員と相談してください。

■ 中級漢字クラスの学習内容(ないよう content)■
1: 自律的(じりつてき)に学習を続ける(つづける)ために必要な「学習スキル」について(skills for learning independently)
 正しい字形(じけい form of Kanji)で漢字を書く練習、知らない漢字・言葉の読み方や意味を調べる(しらべる)練習、漢字の書き方を調べる練習をします。
2: 「漢字を見て意味や読み方を推測(すいそく guess)する方法」について
 漢字の一部(いちぶ)が同じ字は同じ読み方をすることがあります。このような漢字や、漢字の意味と関係(かんけ い relationship)がある部首(ぶしゅ radical)を勉強します。また、知っている漢字から漢字の熟語(じゅくご compound)の意味を推測する練習をします。動詞(どうし verb)や形容詞(けいようし adjective)に使われる漢字を整理(せいり organize)します。
3: 生活に必要な漢字(Kanji in daily life)について
 生活の中でよく見る漢字を、自分(じぶん)で調べて勉強します。調べたことの発表(はっぴょう presentation)もあります。

★自分で調べることが多いです。毎回、自分の辞書(じしょ)とテキストを持ってきてください。
到達目標 ■中級漢字クラスの目標(もくひょう objectives)■
1: 日本語学習を続けて(つづけて)いくために必要(ひつよう)な自律的な(じりつてきな independent)学習スキルを習得(しゅうとく learn)し、初めて見た漢字について調べたり、もう知っている漢字と関連させて(relate)させて覚えることができる
2: 漢字で書かれた言葉を見て、意味や読み方を推測(すいそく guess)するための知識(ちしき knowledge)とスキルを身(み)につけることができる

■ 中級(レベル3・4)の総合(そうごう)目標(もくひょう objectives) ■
(1)日本語を使うことで人間関係や情報のネットワークを形成することができる。
(2)生活をより高いレベルで楽しむために、日本語を使って自ら行動することができる。
(3)簡単な日本語を使う仕事ができ、ある程度の助けがあれば、日本語を主たる使用言語とする仕事や勉強ができる。
(4)日本語の学習をさらに続けていくために必要な日本語の音声・表記・文法・語彙・談話・社会文化知識を充実させる。
(5) 日本語コミュニケーションにおいて、自分の得意なところと苦手なところが自覚でき、教師等のアドバイスを得て学習目標を立てることができる。自分の周囲にある多様な学習リソース(学習資源)を活かして目的に応じた学習を進めることができる。
Overall Goals for the Intermediate Level (Levels 3 and 4)
(1) Students will be able to build their human and information network through the use of the Japanese language.
(2) Students will be able to perform various tasks on their own so that they can enhance the quality of life in Japan.
(3) Students will be able to handle work that requires the use of simple Japanese. With assistance from an interpreter, they will be able to conduct work and study for which the primary language is Japanese.
(4) Students will build a necessary foundation for Japanese phonetics, orthography, grammar, vocabulary, discourse, and socio-cultural knowledge in order to continue studying Japanese at more advanced levels.
(5) Students will become aware of their strengths and weaknesses in Japanese-language
communication and be able to make study goals with assistance from their teachers and others. They will be able to proceed their studies by utilizing various study resources around them.
授業計画 ■ スケジュール ■
9/26  オリエンテーション、辞書(じしょ)の紹介(しょうかい)、漢字の特色(とくしょく characteristics)、
漢字の形(かたち)1
10/3  漢字の形2、漢字の意味(いみ meaning)1
10/10 漢字の意味2
10/17 復習(ふくしゅう review)テスト1、漢字の意味3
10/24 漢字の意味4、発表(はっぴょう presentation)1
10/31 漢字の意味5
11/7  復習テスト2、漢字の意味6
11/14 漢字の音(おん reading)1
11/21 発表2、漢字の音2
11/28 書道(しょどう calligraphy)
12/5  漢字の音3、発表3
12/12 復習テスト3、漢字の音4
12/19 言葉(ことば)の構成(こうせい formation)1 
1/9  言葉の構成2
1/16  復習テスト4、発表4

◆学生の人数や書道の先生の予定によって、スケジュールが変わることがあります。変更がある場合,適時知らせます。Changes will be announced, if any, as the course proceeds.
授業時間外学習 宿題(しゅくだい)は、ほぼ毎週あります。
漢字の書き方を覚える(おぼえる)ために、テキストに出てきた漢字の言葉を何回も書いて練習(れんしゅう)してください。
クラスを休んだ時は、「その日にクラスで何をしたか」「次のクラスまでの宿題」について、クラスメートか教師(きょうし)にメールなどで聞いて、自分(じぶん)で勉強してください。
テキスト 1: 教師(きょうし)が作ったテキストやワークシートを使います。
  A textbook and worksheets made by the instructor will be used.
2: 授業(じゅぎょう)のとき,漢字の辞書(じしょ)を必ず(かならず)教室(きょうしつ)に持ってきてください。電子(でんし)辞書や、自分でPCを持って来てオンライン辞書を使ってもいいです。
  Please bring your Kanji dictionary (paper or electric) to each class meeting. An online dictionary is also fine if you bring your laptop with Internet access.
参考書 * 手書き入力ができる電子辞書やiPod touch、iPhoneが便利です。
An electric dictionary with a writing pad, iPod touch, or iPhone is recommended.
* そのほか、授業で知らせます。
評価基準 復習(ふくしゅう review)テスト 40%
発表(はっぴょう presentations) 20%
ディクテーション(dictations) 5%
宿題(しゅくだい) 10%
出席(しゅっせき Attendance)・授業参加度(じゅぎょうさんかど Class participation) 25%

■ テスト・発表(はっぴょう)・ディクテーションについて ■
テストや発表の日程(にってい)はスケジュールを確認(かくにん)してください。予定の日に休んだ人は、基本的(きほんてき)に,テストや発表,ディクテーションはできません。
Students must take review tests and dictation quizzes, and give presentations as scheduled. In principle, there will be no make-up tests, presentations or dictations.

■ 出席(しゅっせき)について ■
(1) 全体(ぜんたい)(15回)の2/3(10回)以上(いじょう)出席(しゅっせき)したものについて成績(せいせき)評価(ひょうか)の対象(たいしょう)とします。つまり,6回(以上)欠席(けっせき)すると,「不合格(ふごうかく)=F」になります。(出席が9回以下の場合,「不合格=F」になります。)
(2) 30分以上の遅刻(ちこく)・早退(そうたい)は欠席になります。
(3) 30分未満(みまん)の遅刻・早退は3回で欠席1回になります。
(4) 病気(びょうき)や事故(じこ)による長期(ちょうき)欠席については,先生に欠席届(けっせきとどけ)と診断書(しんだんしょ)を提出してください。(欠席届は教務課(きょうむか)にあります。)ただし,欠席届を提出しても欠席の回数(かいすう)が減(へ)るわけではありません。

遅刻や欠席の時は、できるだけ早く、教員に連絡してください。
If you are not able to come to class due to illness when you are scheduled to present or a test is given, please email the instructor (s-suzuki@obirin.ac.jp) in advance (or as soon as possible).
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最終更新日 2012/08/16