| 開講年度 | 2012年度 |
|---|---|
| 開講学期 | 2012年度 秋学期 |
| 授業コード | 27137 |
| 科目 | スポーツ経営学 (b) |
| 教員氏名 | 澤井 和彦 |
| 授業種別 | 週間授業 |
| 授業概要 | 本講義では、スポーツに関わる様々なビジネスと企業を事例的に参照しながら、その経営的な特殊性と一般性を学びます。本講義で扱うビジネスと企業は、プロ野球の球団、Jリーグのクラブ、日本相撲協会といったスポーツ興行団や、日本プロ野球機構、日本プロサッカーリーグ（Jリーグ）といったスポーツリーグ機構、日本サッカー協会や日本社会人アメリカンフットボール協会といった競技団体、スポーツ興行場、アシックスミズノ、ナイキ、アディダスといったスポーツ用品業などです。 |
| 到達目標 | "1) スポーツビジネスが持つ特殊性（長所と短所、可能性と不可能性）を指摘できる 2) 「トリプルミッションモデル」を使ってスポーツ企業の経営スキームを図式化できる 3) 現代企業が利益を上げること以外に留意すべきテーマを挙げることができる" |
| 授業計画 | 第1回 9月25日 ガイダンス、講義の結論と基本的なフレームワーク 第2回 10月2日 スポーツビジネスとは何か？ スポーツの産業と職業・スポーツ産業とスポーツ支援産業 第3回 10月9日 スポーツ企業とは何か？ スポーツ企業とスポーツ支援企業 第4回 10月16日 競技団体の経営 トリプルミッションモデル 第5回 10月23日 スポーツ興行団の経営(1) Jリーグクラブの経営 第6回 10月30日 スポーツ興行団の経営(2) プロ野球球団の経営 第7回 11月6日 スポーツリーグの経営(1) スポーツリーグとは何か？ 第8回 11月13日 スポーツリーグの経営(2) 日米欧のスポーツリーグ 第9回 11月20日 スポーツ選手のキャリア 第10回 11月27日 スタジアムの経営(1) スタジアムビジネスの現状と課題、トレンド 第11回 12月4日 スタジアムの経営(2) 日米欧のスタジアムビジネス 第12回 12月11日 スポーツ用品製造・卸・小売業の経営(1) スポーツ用品製造業 第13回 12月18日 スポーツ用品製造・卸・小売業の経営(2) スポーツ用品卸・小売業 第14回 1月8日 その他のスポーツビジネスの経営（フィットネスクラブ、公営ギャンブル、トレーナーなど）、まとめ「スポーツ業界で働くということ」 第15回 1月15日 教場試験 |
| 授業時間外学習 | "新聞、雑誌、テレビ、インターネットなど、スポーツの経営に関する情報収集のツールやメディアを紹介するので、日常的な情報収集を心がけること。 可能な限りスポーツ観戦し、講義で学んだことを現地で確認することをお勧めします。 |
| テキスト | 原田宗彦・小笠原悦子編「スポーツマネジメント」大修館書店、2008 |
| 参考書 | 武藤泰明著「プロスポーツクラブのマネジメント—戦略の策定から実行まで」東洋経済新報社、2006 武藤泰明著「スポーツ・ファイナンス」大修館書店、2008 広瀬一郎著「Jリーグのマネジメント」東洋経済新報社、2004 ステファン・シマンスキー＆アンドリュー・ジンバリスト著「サッカーで燃える国 野球で儲ける国—スポーツ文化の経済史」ダイヤモンド社、2006 間野義之「公共スポーツ施設のマネジメント」体育施設出版、2007 原田宗彦・間野義之「スポーツファシリティマネジメント (スポーツビジネス叢書)」大修館書店、2011 大坪正則「プロスポーツ経営の実務—収入増大の理論と実践」創文企画、2011 バーバラ・スミット (著), 宮本 俊夫 (翻訳) 「アディダスVSプーマ もうひとつの代理戦争」ランダムハウス講談社、2006 |
| 評価基準 | 期末試験(40％）、課題レポート（30％）、授業態度（30％） A：特に優秀な成績 B：すぐれた成績 C：一応その科目の要求を満たす成績 D：合格と認められる最低の成績 F：不合格 ※欠席時間数が授業時間数の1/3を超えた場合は試験を受けられません。 |
| URL | http://xxx-phere.cocolog-nifty.com/beobachtungen/ |
| 最終更新日 | 2012/08/29 |