| 開講年度 | 2012年度 |
|---|---|
| 開講学期 | 2012年度 秋学期 |
| 授業コード | 26723 |
| 科目 | 日本文化論 (総文) |
| 教員氏名 | 倉澤 幸久 |
| 授業種別 | 週間授業 |
| 授業概要 | 日本文化の諸相を日本の芸術の面から考えていく。時代を代表する芸術作品を取り上げてその価値を明らかにするとともに、それらの作品が生み出されてくる背景となる芸術思想、さらには宗教思想にもさかのぼって理解することを目指す。古代から江戸時代まで前近代の時代を対象とする。講義を主とするが、学生の発表・討論もおこないたい。 |
| 到達目標 | 1)日本文化の特質について全体的な見通しを得る。 2)日本の前近代における芸術作品の魅力を味わい、それを言葉で表現し、理解する。 3)日本の文化・芸術をその背後にある芸術思想、宗教思想にさかのぼって理解する。 4)日本の伝統的な文化の理解を通して、現代日本文化について考える。 |
| 授業計画 | 1 9月20日 問題の所在 2 24日 縄文と弥生 3 27日 日本の成立、日本神話 4 10月1日 アマテラスとスサノヲ 5 4日 仏と神 6 8日 『万葉集』 7 11日 『古今和歌集』 8 15日 『源氏物語』 9 18日 『今昔物語集』 10 22日 大和絵と院政期絵巻 11 25日 学生による発表会 12 29日 『平家物語』 13 11月5日 『徒然草』 14 8日 『神道集』 15 12日 夢窓疎石と庭園 16 15日 雪舟と水墨画 17 19日 世阿弥と能 18 22日 狂言 19 26日 利休と侘び茶 20 29日 学生による発表会 21 12月3日 日光と桂 22 6日 琳派 23 10日 色と金、西鶴 24 13日 俳諧と芭蕉 25 17日 人形浄瑠璃と近松 26 20日 歌舞伎 27 24日 池大雅と蕪村 28 1月10日 浮世絵 29 17日 学生による発表会 30 21日 まとめ、授業評価 |
| 授業時間外学習 | 参考書としてあげた原典あるいは研究書を手がかりに事前に予習をする。 事後には、授業で興味を持った点についてさらに文献を読み込む。 日本文化に関わる、現代の諸問題に関心を持ち、新聞や雑誌、ウェブなどで積極的に様々な問題に触れる。授業で扱った問題と考え合わせる。 博物館・美術館・古社寺を巡り本物の作品を見る。能狂言や歌舞伎、伝統芸能の公演・演奏会で実際の作品世界を体験する。 |
| テキスト | プリントを配布する。 |
| 参考書 | 1.川端康成『美しい日本の私 その序説』講談社現代新書、1968 2.矢代幸雄『世界に於ける日本美術の位置』講談社学術文庫、1988 3.矢代幸雄『水墨画』岩波新書、1969 4.飯田善國『彫刻家 創造への出発』岩波新書、1991 5.吉田光邦『日本美の探究 その背後にあるもの』NHKブックス、1967 6.佐々木高明『日本文化の基層を探る—ナラ林文化と照葉樹林文化』NHKブックス、1993 7.上山春平『照葉樹林文化』『照葉樹林文化 続』中公新書、1986・1992 8.梅原猛『日本の深層—縄文・蝦夷文化を探る』集英社文庫、1994 9.藤尾慎一郎『縄文論争』講談社選書メチエ、2002 10.梅原猛・渡辺誠『人間の美術1 縄文の神秘』学習研究社、1989 11.佐原眞・猪熊兼勝『人間の美術2 稲と権力』学習研究社、1990 12.吉田孝『日本の誕生』岩波新書、1997 13.老松克博『スサノオ神話でよむ日本人』講談社選書メチエ、1999 14.湯浅泰雄『古代人の精神世界』ミネルヴァ書房、1980 15.リービ英雄『英語でよむ万葉集』岩波新書、2004 16.大岡信『紀貫之』ちくま文庫、1989 17.奥村恒哉『歌枕』平凡社選書、1977 18.小林秀雄『モオツアルト・無常という事』新潮文庫、1985 以下略、授業時に完全版ビブリオグラフィー配布 |
| 評価基準 | 中間レポート:授業で配布されるビブリオグラフィーから1冊を選びブックレポート、400字3枚、11月22日締め切り。 期末レポート:授業内容に関するテーマ、400字6枚、1月27日締め切り。 ただし授業内発表をした学生の期末レポートは免除される。 期末レポートあるいは授業内発表50%、中間レポート30%、出席20%の比重で100点満点で採点する。 A≧90点,B≧80点.C≧70点,D≧60点,F≦59点 なお授業の感想を書くという形で毎回出席をとる。 |
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| 最終更新日 | 2012/08/06 |