シラバス詳細情報

開講年度 2012年度
開講学期 2012年度 秋学期
授業コード 26014
科目 専攻演習II
教員氏名 鈴木 平
授業種別 週間授業
授業概要 全体のテーマは、データ解析から心理学を学ぶことである。2012年度からは、「複雑な現象」に最先端の科学がどのようにアプローチするかがテーマとなる。また、PCを使いながら、基礎統計、多変量解析も学ぶ。後半は意見交換や質疑応答を通して深めてもらいたい。必要に応じて、個別指導も実施する。
到達目標 PCとソフトウェア(SPSS)を使いながら、基礎統計、多変量解析がある程度できるようになる。
数理科学的な方法論を用いて、心身相関現象を理解する。
心身の健康の背後にある、現象の振る舞い、ゆらぎ、カオス・フラクタル性について理解する。
心身の健康の維持・増進のために新しい研究方法を用いて理解を深める。
授業計画 1.複雑さと単純さ
2.複雑系科学とは
3.複雑系とカオス
4.カオスと心身の健康/脈波と健康、認知症、不安障害、精神疾患
5.1/fゆらぎと健康、快適さ
6.フラクタルと健康
7.共感とコミュニケーションと同調性/同調、引き込み、つられ現象
8.発達障害と同調性、共感性
9.複雑系と仏教、東洋思想1/仏教、ヨーガ
10.複雑系と仏教、東洋思想2/老荘思想、道、気
11.新しい科学は何をもたらすか
12.研究最前線1/脈波、眼球運動
13.研究最前線2/呼吸、動作、歩行
14.複雑系科学の問題点
15.まとめ/心はカオスか、キリスト教と仏教




授業時間外学習 ゼミ中に課題を課すので、次の授業までに調べてきたり、調べてきたことを発表してもらう。
レポート課題を課す予定である。
テキスト 特になし
参考書 ゼミ内で紹介する。
評価基準 出席と受講態度、ゼミ内での発言、提出課題などを総合的に判断する。
試験は行わない。
A:欠席がほとんどなく、真面目に取り組んだ者
B:出席良好で、真面目に取り組んだ者。
C:一定以上の出席状況で真面目に取り組んだ者。
D:出席が一定以上の者。 
URL
最終更新日 2012/03/12