シラバス詳細情報

開講年度 2012年度
開講学期 2012年度 秋学期
授業コード 25440
科目 コンピュータリテラシーⅡ (R2)
教員氏名 岡田 真穂
授業種別 週間授業
授業概要  この授業は、大学生および社会人としての活動において不可欠となっている、コンピュータ操作の基本を身につけることを目標とした選択科目です。
 表計算ソフトウェアの活用技術を修得していることは、大学での調査研究活動や実社会での業務を行う上で有益です。この講義では、大学や企業において一般的に利用される表計算ソフトウェアであるMicrosoft Excelについて、データ入力、関数の利用、グラフ作成、データベース機能の利用等、具体的な操作方法を学習します。また、操作のみではなく、具体的な問題の解決など、目標を達成するための手段、道具として「Excelを使う」ということを実践的に学び、より効果的にコンピュータを活用できることを目標とします。
 本クラスでは、教科書の第4章を中心に、実践問題を通じてより詳細に解説していきます。また、Excelとの連携を前提とした他アプリケーションの利用、調査やその結果の提示方法など、周辺的な内容も含む予定です。
 また、一部グループワークとなる可能性もあります(未定)。

 なお、本講義は演習科目となります。講義と演習を合わせて週2コマ(相当)の内容を実施します。
 講義は週1回決まった時限に実施され、演習はそれ以外の任意の時間を使って各自で行います。演習を行ったかどうかは、講義時に指示された課題作成を以て認定します。従って、課題は単なる宿題ではなく、講義の出席と同様の意味を持つものであることをよく知っておいて下さい。
到達目標  教科書の第4章を中心に、実践問題を通じてより詳細に解説していきます。また、Excelとの連携を前提とした他アプリケーションの利用、調査やその結果の提示方法など、周辺的な内容も含む予定です。

・Microsoft Excelの基本操作の習得
  - データ入力
  - 関数の利用
  - グラフ作成
  - データベース機能
・目標を達成するための手段、道具として「Excelを使う」ということを実践的に学ぶ
  - 集計
  - データの把握
  - 数値データに基づいたドキュメントの作成
授業計画  以下に、全15回の講義計画を示します。ただし、この計画はあくまで予定であり、順序や進度、内容に変更がある可能性があります。

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【STEP1:基本操作編(全3回)】
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- 【第1回】ガイダンス、Excel復習(1):基本操作
- 【第2回】Excel復習(2):基本計算、オートSUM、基本関数(オートSUMから利用可能な関数群)
- 【第3回】小テスト1、第1~第2回復習(小テスト1解説)

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【STEP2:基礎演習編(全4回)】
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- 【第4回】データベース機能
- 【第5回】グラフ(1)
- 【第6回】Excel関数(1):丸め処理関数(ROUND、ROUDUP、ROUNDDOWN)、条件付処理(SUMIF、AVERAGEIF、COUNTIF)
- 【第7回】小テスト2、Excel基本総復習(小テスト2解説)

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【STEP3:実践演習編(全4回)】
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- 【第8回】Excel関数(2-1):論理関数(IF)
- 【第9回】Excel関数(2-2):論理関数(IF続き)
- 【第10回】Excel関数(3):データ検索に関する関数(INDEx、MATCH)
- 【第11回】ピボットテーブル
- 【第12回】第1~第11回総復習

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【STEP4:応用編(全4回) 】
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- 【第13回】小テスト3、データ分析に基づいたドキュメント作成(1)
- 【第14回】データ分析に基づいたドキュメント作成(2)
- 【第15回】データ分析に基づいたドキュメント作成(3)
授業時間外学習  授業開始後の時間外学習は課題などの形で適宜提示します。
テキスト 矢野文彦(監) 『情報リテラシー教科書』, オーム社, 2010, ISBN978-4-274-06827-0
参考書 特に指定しない。
評価基準 ・以下の評価項目の合計点で評価を行う。
  - 小テスト(3回):40点
  - 通常課題:40点
  - 最終課題:10点
  - 授業貢献度:最大10点 ※具体的な評価基準は講義時に指示

上記評価項目の合計点によって以下の評価を与える。

- 90点以上:A
- 80~89点:B
- 70~79点:C
- 60~69点:D
- 60点未満:F(単位履修不可)

ただし、以下の点に注意すること。

- 出席は全講義回数の2/3以上必須
- 課題提出は全課題回数(最終課題除く)の2/3以上必須。ただし、課題提出の締切厳守(遅延提出は採点対象としない)
- 出席回数、課題提出回数が上記規定回数を満たしていない場合は、それまでの得点に関わらず、無条件でF判定となる。
- 評価基準のより詳細な運用に関しては、第1回の講義ガイダンスで説明する。
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最終更新日 2012/08/10