開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 25437 |
科目 | コンピュータリテラシーⅡ (Q1) |
教員氏名 | 小川 健次郎 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 大学や企業で幅広く利用されている表計算ソフトウェアMicrosoft Excel 2010を利用して、その基礎(データ入力、関数の利用、グラフ作成、データベース機能の利用など)について学習します。講義時間内の実習や演習課題を通じて具体的な問題の解決にコンピュータを活用する方法を学びます。 講義の内容は、Excelを初歩から学んでいきます。目標は、コンピュータリテラシーの教科書「これだけは知っておきたい情報リテラシー(オーム社)」に書かれているExcel関係の技術(コンピュータリテラシーⅠで扱う内容を含む)を習得することです。関数の利用を中心に学んでいきます。関数を的確に使用することができればExcelの利用の幅が広がることと思います。学期の最後には、試験や成績評価とは別に、教科書には書かれていない関数をいくつか紹介し、これらを利用した情報科学の一端を体験してもらう予定です。 Excelに関して初級者を対象に講義を行います。ただし(Excel操作を除く)コンピュータリテラシーIで既習の、ファイル管理や文字等の入力、キーボード・マウス操作を正しく行えることが望ましいです。これらの操作に不安のある学生は復習を行ったうえで講義に臨んでほしいです。 準備学習: コンピュータ(情報)リテラシーⅠで学習した内容(特にファイル管理やキーボード・マウス等の入力操作)を再確認しておくと授業内容をスムーズに理解できると思います。 各回の準備学習は特に必要としませんが、既習事項は復習を行い理解しておくことが望ましいです。 講義科目/演習科目の別: 演習科目 |
到達目標 | 1) 表計算ソフトウェアの基本的な使い方を理解し、簡単な帳票を作成できる 2) 指定されたデータ入力が正しく行える 3) 入力されているデータを表として扱うことができる 4) 入力されたデータを用いてグラフが作成できる 5) 関数を利用したデータ処理が行える 6) 複数の関数を用いてデータ処理が行える 7) データベース機能を用いてデータ処理が行える |
授業計画 | 次の内容を中心に学習する。 [1] 講義の概要、Excelの概要、入力基本操作 [2] 見やすい表の作成 [3] グラフの利用(グラフの種類と特徴を含む) [4] 小テスト1、関数の利用と計算式(SUM関数、AVERAGE関数) [5] 関数の利用と計算式(COUNT関数、COUNTA関数、MAX関数、MIN関数)、絶対参照・相対参照、エラー表示 [6] 関数の利用と計算式(RANK関数、ROUND関数、ROUNDUP関数、ROUNDDOWN関数、INT関数) 、コンピュータによる情報処理の特徴(計算誤差) [7] 関数の利用と計算式(IF関数) [8] 小テスト2、少し高度な関数(COUNTIF関数、SUMIF関数) [9] 少し高度な関数(AND関数、OR関数、NOT関数、IF関数の入れ子) [10] 少し高度な関数(VLOOKUP関数、HLOOKUP関数) [11] 少し高度な関数(INDEX関数、MATCH関数) [12] 小テスト3、データベース [13] ピボットテーブル [14] コンピュータにおける情報の表し方 [15] 他のアプリケーションとの連携、情報社会を支える情報技術 学生の理解度に応じて講義内容や順序が変更される可能性がある。 |
授業時間外学習 | 受講前に、コンピュータ(情報)リテラシーⅠで学習した内容(特にファイル管理やキーボード・マウス等の入力操作)を再確認しておくこと。 授業開始後の時間外学習は課題などの形で適宜提示する。 |
テキスト | 矢野文彦(監) 『情報リテラシー教科書』, オーム社, 2010, ISBN978-4-274-06827-0 |
参考書 | 特に指定しない。 |
評価基準 | 課題(30点) 小テスト1(20点) 小テスト2(20点) 小テスト3(30点) 上記の合計点で次の評価をつける。 90点以上:A、80点以上90点未満:B、70点以上80点未満:C、60点以上70点未満:D、60点未満:F なお、理由なく試験を休んだ場合には、その試験の得点を0点とするが、病気・忌引き等やむを得ない理由の場合には、特別に考慮する場合もある。 |
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最終更新日 | 2012/08/07 |