開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 25411 |
科目 | コンピュータリテラシーⅡ (C2) |
教員氏名 | 辻脇 政男 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 表計算ソフトウェアの活用技術を修得していることは、大学での調査研究活動や実社会での業務を行う上で有益であり、必須になってきています。そこで、この講義では、大学や企業において幅広く利用されている表計算ソフトウェアMicrosoft Excel2010を利用して、表計算ソフトウエアの基礎(データ入力、関数の利用、グラフ作成、データベース機能の利用など)について学習します。また、演習課題を通じて、具体的な問題の解決にコンピュータを活用する方法を学びます。 本クラスは,次のような方針で授業を行います。 (1) Excelを使ったことがない人や、高校等で習ったけれどもほとんど忘れてしまったというような初心者を対象としています。 (2)目標は、コンピュータリテラシーの教科書「情報リテラシー教科書」(オーム社)に書かれているExcel関係の技術(コンピュータリテラシーⅠで扱う内容を含む)を習得することです。Excelは多機能なソフトウエアです。学習するのはその機能の一部になりますが、この科目の扱う内容だけでも様々な作業に役立つと思います。 (3)授業内容は「授業計画」にある項目とし,それ以外の高度なExcelの使用方法は扱いません。従って、Microsoft Excelをある程度使える学生は他のクラスを受講することをお勧めします。 (4)授業は、 Excelの基本操作から順番に,教科書の各単元内容をゆっくりと解説しながら各自に実際に操作をしていただき、その後練習問題→小テストに挑戦していただくという方法で進めます。 (5) 学習した内容に対応した課題作成・提出がほぼ毎週あります。小テストも数回実施します。 (6)楽しいExcelを!! 講義科目/演習科目の別:演習科目 |
到達目標 | (1)セルに入力された数値を計算式、関数を用いて計算できる (2)絶対参照と相対参照を必要に応じて使い分けできる (3)情報(数値)の表示方法を適切に切り替えできる (4)条件分岐・情報検索機能を活用してインタラクティブなシートを作成できる (5)罫線、配色、グラフの種類等を用途に応じて使い分けできる (6)テーブル・ピボットテーブルを用いた情報の抽出、並び替えができる (7)Excelで日付や時間を適切に扱うことができる (8)Excel以外のアプリケーションソフトウェアとの間で適切に情報をやりとりできる |
授業計画 | 第 1回( 9月24日) Excelの概要/入力基本操作/計算式の入力 第 2回(10月 1日) 関数の利用(1) SUM/AVERAGE/COUNT/COUNTA/MAX/MIN関数 第 3回(10月 8日) 関数の利用(2) 絶対参照・相対参照/RANK関数/エラー表示 ※1 第 4回(10月15日) 関数の利用(3) ROUND/ROUNDUP/ROUNDDOWN/INT関数/計算誤差 第 5回(10月22日) 関数の利用(4) IF関数 第 6回(10月29日) 少し高度な関数(1) COUNTIF/SUMIF関数 第 7回(11月 5日) 少し高度な関数(2) IF関数の入れ子/,AND/OR関数 第 8回(11月12日) まとめと応用1(小テストあり) 第 9回(11月19日) 見やすい表の作成 第10回(11月26日) グラフの利用 第11回(12月 3日) 少し高度な関数(3) VLOOKUP/HLOOKUP関数 第12回(12月10日) 少し高度な関数(4) INDEX/MATCH関数 第13回(12月17日) 知っていると便利な関数 日付関数 第14回(12月24日) データベース/ピボットテーブル/他のアプリケーションとの連携 ※2 第15回( 1月24日) まとめと応用2(小テストあり) ※1 体育の日ですが授業は開講します ※2 振替休日(体育の日)ですが授業は開講します |
授業時間外学習 | コンピュータ(情報)リテラシーⅠで学習した内容(特にExcel関連)について復習をしておくと授業内容をスムーズに理解できます。 授業開始後の時間外学習は課題などの形でほぼ毎週提示します。 |
テキスト | 矢野文彦(監),『情報リテラシー教科書』, オーム社, 2010,ISBN978-4-274-06827-0 ※今年度2012年度より教科書が変更になっているので注意 |
参考書 | 特に指定しません。 |
評価基準 | ・基礎力評価: 40点(個別の知識と技術を扱う課題など)※注 ・応用力評価: 40点(複合的な知識と技術を扱う小テストなど) ・授業への貢献度: 20点 合計点で、原則として次の評価をつける。 A:90点以上(特に優秀な成績) B:80点以上90点未満(優れた成績) C:70点以上80点未満(その科目の要求を満たす成績) D:60点以上70点未満(合格と認められる最低の成績) F:60点未満(不合格) ただし講義への欠席回数が全体の1/3を超える場合は上記評価基準に関わらず自動的にF判定となります。 ※注 一部を小テストとすることがある。 |
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最終更新日 | 2012/08/09 |