開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 25229 |
科目 | 情報リテラシーII (T2)(再履修) |
教員氏名 | 山添 花恵 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 大学や企業で幅広く利用されている表計算ソフトウェアMicrosoft Excel 2010を利用して、表計算ソフトウェアの基礎(データ入力、関数の利用、グラフ作成、データベース機能の利用など)について学習します。また、演習課題を通じて具体的な問題の解決にコンピュータを活用する方法を学びます。 講義の内容は、コンピュータがあまり得意ではない人を対象としています。Excelの基礎に重点を置き、ステップアップしながら無理なく学ぶことができます。目標は、コンピュータリテラシーの教科書「情報リテラシー教科書(オーム社)」に書かれているExcel関係の技術(コンピュータリテラシーⅠで扱う内容を含む)を習得することです。Excelは、多様な分野で活用されているソフトですから、この科目で扱う内容だけでも様々な作業に役立つと思います。将来的に情報科学に関する講義の履修を考えているが、Excelの基礎力に不安がある、といった学生さんの履修も歓迎します。 講義科目/演習科目の別:演習科目 |
到達目標 | 1) セルに入力された数値を計算式、関数を用いて適切に処理できる 2) 絶対参照と相対参照を必要に応じて使い分けできる 3) 情報(数値)の表示方法を適切に切替えることができる 4) 条件分岐・情報検索を活用してインタラクティブなシートを作成できる 5) 罫線、配色、グラフの種類などを用途に応じて使い分けできる 6) テーブル・ピボットテーブルを用いた情報の抽出、並べ替えができる 7) Excel以外のアプリケーションソフトウェアとの間で適切に情報をやり取りできる |
授業計画 | 第 1回 講義の概要 /Excelの概要/基本操作 第 2回 関数の利用と計算式1(SUM/AVERAGE/MAX/MIN/COUNT/COUNTA関数) 第 3回 関数の利用と計算式2(絶対参照・相対参照 / RANK関数/エラー表示) 第 4回 関数の利用と計算式3( ROUND/ROUNDUP/ROUNDDOWN/INT関数 / 計算誤差) 第 5回 関数の利用と計算式4(IF関数) 第 6回 少し高度な関数1(COUNTIF/SUMIF関数) 第 7回 まとめと応用1(小テストあり) 第 8回 見やすい表の作成(表の作成/条件付き書式) 第 9回 少し高度な関数2(IF関数の入れ子/AND/OR関数) 第10回 グラフの利用 第11回 少し高度な関数3(VLOOKUP/HLOOKUP関数) 第12回 データベース 第13回 ピボットテーブル / 他のアプリケーションとの連携 / 情報社会を支える情報技術 第14回 まとめと応用2(小テストあり) 第15回 Excelで扱うことができるデータ/ファイルの形式 |
授業時間外学習 | コンピュータ(情報)リテラシーIで学習した内容(特にExcel関連)について目を通しておくと授業内容をス ムーズに理解できると思います。 授業開始後の時間外学習は課題などの形で提示します。 |
テキスト | 矢野文彦(監) 『情報リテラシー教科書』, オーム社, 2010, ISBN978-4-274-06827-0 ※2012年度より教科書が変更となっているので注意 |
参考書 | |
評価基準 | ・基礎力評価:40点(個別の知識と技術を扱う課題など) ・応用力評価:40点(複合的な知識と技術を扱う小テストなど) ・自発的学習への評価:20点(加点対象は授業中に指示する) 合計点で、原則として次の評価をつける。 A:90点以上(特に優秀な成績) B:80点以上90点未満(優れた成績) C:70点以上80点未満(その科目の要求を満たす成績) D:60点以上70点未満(合格と認められる最低の成績) F:60点未満(不合格) ただし講義への欠席回数が全体の1/3を超える場合は、上記評価基準に関わらず自動的にF判定となります。 ※一部を小テストとすることがある |
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最終更新日 | 2012/08/14 |