開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 24777 |
科目 | 社会調査法 |
教員氏名 | 佐藤 恵 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 社会調査は、現実の社会からデータを収集し、得られたデータの分析を通して、社会現象を認識し理解する過程およびその方法です。 社会調査によって社会的なリアリティを把握することで、私たちは、これまで見えていなかったことに気づき、認識を豊かなものにすることができます。 本講義では、実証的な研究を進めるために必要となる社会調査の基礎を学び、社会調査という武器を使って社会を知ることの意義とおもしろさについて理解を深めていきます。 講義形式の授業です。分かりやすく楽しい授業を展開していければと思います。 皆さんは、現実問題に対するクールな問題意識と熱い心意気を持って来て下さい。 |
到達目標 | ・社会調査法の基礎について理解し、説明することができる。 ・卒業論文等において、自らが関心を持つ研究対象を分析するために、社会調査の基本的なスキルを使用することができる。 |
授業計画 | 具体的なスケジュールは、以下の通りです。 第1回(9月24日):オリエンテーション 第2回(9月24日):社会調査と社会認識(1) 第3回(10月1日):社会調査と社会認識(2) 第4回(10月1日):社会調査と社会認識(3) 第5回(10月8日):社会調査と社会認識(4) 第6回(10月8日):社会調査と社会認識(5) 第7回(10月15日):社会調査と社会認識(6) 第8回(10月15日):観察法(1) 第9回(10月22日):観察法(2) 第10回(10月22日):観察法(3) 第11回(10月29日):観察法(4) 第12回(10月29日):観察法(5) 第13回(11月5日):観察法(6) 第14回(11月5日):インタビュー法(1) 第15回(11月12日):インタビュー法(2) 第16回(11月12日):インタビュー法(3) 第17回(11月19日):インタビュー法(4) 第18回(11月19日):インタビュー法(5) 第19回(11月26日):インタビュー法(6) 第20回(11月26日):インタビュー法(7) 第21回(12月3日):データ解読上の注意(1) 第22回(12月3日):データ解読上の注意(2) 第23回(12月10日):データ解読上の注意(3) 第24回(12月10日):調査票調査の方法(1) 第25回(12月17日):調査票調査の方法(2) 第26回(12月17日):調査票調査の方法(3) 第27回(12月24日):調査票調査の方法(4) 第28回(12月24日):調査票調査の方法(5) 第29回(1月21日):調査票調査の方法(6) 第30回(1月21日):調査票調査の方法(7) 1つのテーマが数回分の授業に該当しますが、テーマごとの授業時間数は上記から変更する場合があります。また、状況に応じて、テーマの順番の入れ替え、テーマの差し替えの可能性もあります。関連事項も含め各テーマを深く掘り下げることで、社会調査についての理解を図ります。 毎回、授業の最後にリアクションペーパー(講義内容に関する簡単なコメント)を書いてもらい、次回以降の授業に反映させていきたいと考えています。 正当な理由のない遅刻・欠席、授業中の私語・居眠り、授業と関係のない作業(たとえば他の科目の勉強、読書、携帯電話や音楽プレーヤーの操作)、必要以上の教室の出入り、授業の最後に来てリアクションペーパーだけを提出する等の行為は厳禁です。真面目に取り組む意欲のない人は受講しないで下さい。 |
授業時間外学習 | 授業時間外学習として重要なことは、1回1回の授業で学んだ社会調査の基礎をしっかりと消化し、調査を計画・実行するために必要となる基本的スキルを身につけていくことです。 |
テキスト | 佐藤恵『自立と支援の社会学:阪神大震災とボランティア』(東信堂) |
参考書 | 授業中に随時、紹介します。 |
評価基準 | 筆記試験を基本とし(70%)、授業への参加[出席状況、リアクションペーパー、受講態度]も考慮に入れて(30%)評価します。 A:特に優秀な成績 B:すぐれた成績 C:一応その科目の要求を満たす成績 D:合格と認められる最低の成績 F:不合格 欠席時間数が授業時間数の3分の1を超えた場合、もしくは、受講態度があまりにも悪い場合、F評価となります。 なお、欠席時間数については、自己管理でお願いします(個別の問い合わせには応じられません)。 |
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最終更新日 | 2012/08/10 |