開講年度 | 2012年度 |
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開講学期 | 2012年度 秋学期 |
授業コード | 23173 |
科目 | 伴奏法Ⅱ (a) |
教員氏名 | 小早川 朗子 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 伴奏法I(a)をさらに応用した授業である。 ピアノ伴奏という分野をより身近に感じ、興味深く取り組むことができるよう、様々な観点から検討することを授業の目的とする。 伴奏やアンサンブルに必要な初見力を養うため新曲視奏の課題に多く取り組む。授業時間内に初見視奏したものを時間外で練習し、次週演奏する。 ピアノ連弾曲・二台ピアノ作品、声楽曲・器楽曲の伴奏を扱う。 教育実習時に必要な合唱の伴奏なども扱う。 最後の発表演奏(試験)では学生自身が選曲し、皆の前で演奏する。 少なくとも一回は講座形式とし、協奏曲の伴奏を扱う。ミニスコアをどのように見るか、又ピアノ伴奏編曲版の比較や自分にあった編曲方法などを探る。 |
到達目標 | ピアノを演奏する上でもっとも重要である「耳」を作っていくことができるよう、お互いの演奏をきき、お互いにアドヴァイスを出し、どのように練習し、演奏すればどのように聞こえるのかを学ぶ。それは伴奏をする際、相手の音や音楽の流れをきき、瞬時に判断し演奏に反映していくためのスキルでもある。 |
授業計画 | 初回に何を重点的に学びたいか、どのような作品に興味があるかのアンケートもしくは話し合いを行う。 1回〜4回 初見能力を高めるための新曲視奏の実技演習。簡単な連弾曲の課題。 5回〜9回 実践的な演習。連弾や二台ピアノの作品、声楽・器楽曲、合唱などの伴奏を扱う。 10回、11回 5-9回目の授業で学生が弱いと感じる分野を補強するための課題。ミニ講義として協奏曲、ソナタ、歌曲などほかの分野に触れる。 12回〜15回 演奏発表(試験)用に各自一曲〜数曲を選び、より深く音楽の内容と表現を研究するために、練習方法を工夫し、アンサンブルスキルの向上を目指す。 以上が基本的な授業の流れであるが、学生のニーズを考慮し、内容の若干の変更や追加をしていく。 履修学生がピアノ以外の楽器を演奏する場合は、アンサンブルの大切さも学ぶ。 |
授業時間外学習 | 授業外練習は最低30分×週6回とする。 (大学設置基準による) |
テキスト | 随時指定 |
参考書 | |
評価基準 | 実技演習が授業の中心となるため、授業中の積極的な参加を重視する。 毎週の課題の出来と授業の取り組み姿勢、最終回の発表演奏(試験)の出来を総合判断する。 A:特に優れた成果と演奏 (上位10%) B:優れた成果と演奏 (上位11〜40%) C:上位40%以下平均的と見なされる成果と演奏 D:合格とみなされる成果と演奏 F:不合格 *欠席数が授業時間数の3分の1を超えた場合は試験を受けられない。 |
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最終更新日 | 2012/08/01 |