シラバス詳細情報

開講年度 2011年度
開講学期 2011年度 秋学期
授業コード 29822
科目 知的財産権と経営
教員氏名 大塚 誠
授業種別 週間授業
授業概要  知的財産権とは、「お金になる情報」のうちで、「法が保護するもの」である。

 CD−ROMの規格、青色レーザーの発光方法、書籍、マンガ、キャラクター、映画、音楽、薬品、錦鯉の発色をよくする秘訣、等、現代の経営において「知識」ないし「情報」が生み出す利益は計り知れないものがある。しかし他方、この莫大な利益を巡って、ライバル企業同士の間で、また実際に発明・製作した技術者・アーティスト達と事業者である企業との間で、トラブルも頻発するようになった。
 この講義では、これらのトラブルをどのように解決する仕組みになっているのか、わが国の法制度について学習する。
授業計画 第1回     ガイダンス
第2回     お金になる情報の保護・総論
第3回〜第6回 不正競争防止法
第7回〜第11回 商標と商号の保護
第12回〜第15回 特許法
第16回〜第30回 著作権法

テキスト 特許法等、前半部分のテキストは、特許庁のご好意により無償で配布する予定である。

著作権法部分のテキストは、文化庁が作成した著作権フリーの資料を教員が印刷し配布する。
参考書 適宜、授業中に指示する。
評価基準 履修ガイド記載の条件通り、定期試験による。

授業中、レポートのテーマを2回発表する。このレポートは単位取得の要件ではないが、成績評価の際、レポート提出者はレポートの内容に応じて僅かに優遇される。
URL http://www2.obirin.ac.jp/~ohtsuka/
備考
最終更新日 2011/08/01