シラバス詳細情報

開講年度 2011年度
開講学期 2011年度 秋学期
授業コード 29799
科目 スポーツにんげん学
教員氏名 中村 邦之
授業種別 週間授業
授業概要  オリンピックなど多くの人が見守る大会で、スポーツ選手が人間の可能性や究極の勝負に挑む姿は、まさに感動の物語です。しかし、その裏側には監督、関係者らも加わった利害関係や人間のしがらみが渦巻き、しばしばビッグ・ニュースとして世界をかけ巡ります。「スポーツにんげん学」では、この「人間らしさ」に注目し、これまでの事件から、人間賛歌と同時に、スポーツ界独特の「揉め事の種」となる人間関係、利害関係、過去のいきさつなどを解明し、いま起きているスポーツ諸問題を「スポーツジャーナリズム」の立場から、適切に論評できる能力を養うものです。
 このため、常時、グループ学習を行い、スポーツ経験豊富な学生や講師がリード役となり、スポーツ未体験派学生も安心して議論に参加するシステムにします。スポーツの基礎知識から世界で話題になるトピックスまで、スポーツに関する視野を拡げ、理解度、判断力を高めていきます。
  「スポーツの話題」はいつ、どこでも、そしていかなる立場の人とでも対等に話せます。しっかりスポーツ知識を蓄え、コミュニケーションの主役になれる力量を養ってください。
授業計画  講義対象のスポーツを①オリンピック②プロ野球③高校野球④大リーグ⑤サッカー⑥大相撲⑦マラソンと、その他、単発のスポーツに分け、それぞれのジャンルにおける歴史的な事件やトピックスの意義、問題点を学習します。プロジェクターを使って当時の新聞紙面、映像などを映しながら講義を進めます。また学生は5人(受講生数によって変更)くらいの班に分かれ、設定されたテーマにそって議論をし、班としての意見をまとめて発表、リポート作成、班対抗のディベートも行います。学生個人にも総合的な課題リポート求め、学習の進捗状況を把握しながら進めていきます。

授業の内容は以下の通り

1回目 「スポーツにんげん学」の説明 班学習説明
2回目 東京五輪① 東京五輪DVD 東京五輪は日本スポーツの夜明け 
3回目 東京五輪② バレーの大松監督らスポ根物語 円谷、神永
4回目 五輪招致① 石原五輪 再挑戦
5回目 五輪招致② 再招致 グループ検討会 宿題「再招致賛否論」
6回目 オリンピック① オリンピック概論 古代オリンピックから近代オリンピック
7回目 オリンピック② 商業化路線 サマランチズムの実態 商業化による五輪大変革の明暗を見る
8回目 オリンピック③ 危機 ボイコット、テロ、ドーピング五輪最大の汚点 ベン・ジョンソン
9回目 オリンピック④ グループ討論 「マイ・オリンピック」 宿題 リポート提出
            ◇
10回目 プロ野球① 「江川卓の空白の一日」 日本プロ野球最大の不祥事をドキュメント的にまとめる
11回目 プロ野球② 「プロ野球争議に火をつけた巨人オーナー・ナベツネ」 自社の宣伝部門と見る幹部の時代錯誤
12回目 大リーグ① 日米の壁を破った男 野も秀雄            
13回目 大リーグ② ポスティングの怪 札束で海を渡った男 松坂大輔
14回目 総合課題リポート①
15回目 高校野球① 「教育の一環 孤高の佐伯達夫・高野連会長」 プロ野球に非ず。高校野球の理念を再確認
16回目 高校野球② 講演 「初出場初優勝 桜美林主将」 桜美林の栄光を今の学生にも継承する
17回目 高校野球③ 改革の波 学生野球憲章の改訂 野球留学の公認
                  ◇
18回目 サッカー① 日本サッカーの夜明け DVD「病床からのスタート」
19回目 サッカー② 川渕チェアーマン Jリーグスタート 読売ナベツネとの理念戦争
20回目 サッカー③ なでしこジャパン 女子W杯制覇
21回目 サッカー④ 日本の大衆娯楽スポーツは野球かサッカーか クラス意見集約
22回目 サッカー⑤ グループ意見発表会
23回目 陸上競技①  講演「金とマラソン」 世界のマラソン・ディレクター元朝日新聞記者 辺津氏
24回目 陸上競技②  「瀬古利彦と中村学校」 典型的な日本型選手育成の現場と栄光の師弟関係
             ◇
25回目 大相撲① 「スポーツか神事か」
26回目 大相撲② 「不祥事大研究」
27回目 大相撲③ 「八百長事件ーー危急存亡の秋」
             ◇
28回目 総合課題リポート②
29回目 単発もの  話題 大相撲の経済学 
30回目 単発もの  最終講義 課題の検討 スポーツメディアを志す人へ

≪注≫講義の順番や内容は一部変更あり。また、随時、班学習の討論会やリポート提出を行う。
テキスト 使用しません
参考書 特にありません。
評価基準  普段の授業で課す「班リポート」、「個人リポート」、2回の「総括的課題リポート」が評価の中心となります。授業を活性化し、積極的に発表する習慣をつけるため、「発言ポイント制」を設けます。各リポートはA、B、C、D評価とし、これを点数換算します。発言ポイント、出席、受講態度なども考慮して合計点を積算。これを100分率に換算し、原則として90%以上が「A」、89〜80点が「B」、79〜70点が「C」、69〜60点が「D]、59点以下は「F]となります。
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備考
最終更新日 2011/08/03