開講年度 | 2011年度 |
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開講学期 | 2011年度 秋学期 |
授業コード | 29767 |
科目 | 情報分析論 |
教員氏名 | 大道 卓 |
授業種別 | 週間授業 |
授業概要 | 【授業目標】 本講義を通し、以下の項目について理解し、実践することを目的とする。これらを通し、多くの情報の中から一定の関連を見いだす方法を修得し、社会全体の中での情報の分析手法および数値的な表現方法を理解することを講義目標とする。 ・統計的手法の論理的理解:統計学の基礎 ・情報収集の方法:アンケート作成、回収方法。データ集計方法 ・情報分析手法:コンピュータを用いた統計分析、統計解析 【授業内容】 講義形式で統計的手法の概要を学び、その実践をアンケート調査を通して行う。調査は履修者の希望する調査テーマに基づいてグループ単位(ワークショップ)形式で行う。授業時間外の多くのチーム共同作業が必要となる。得られた結果をコンピュータで分析し、相関や関連をオリジナルデータの中から探し出す。なお、調査結果を発表する最終発表会を行う。 【要求課題】 レポート作成(中間レポートは個人で作業し、最終レポートはチーム単位で作成する) |
授業計画 | 回数 日付 曜日 形式 教室 内容 1 9月22日 木 講義 A203 情報分析論の内容と講義の進め方、調査報告サンプル 2 9月26日 月 講義 A203 データとは何か,なぜデータを「数字」で表すのか 3 9月29日 木 講義 A203 変数に対する尺度、データの適切さ、代表値と分散度 4 10月3日 月 演習 A602 Excel操作(起動、代表値の求め方、ヒストグラムの作成、分散度の求め方) 5 10月6日 木 演習 A602 Excel操作(Excel環境の確認、演習) 6 10月10日 月 講義 A203 代表値と分散度を手作業で求める、正規分布、偏差値 7 10月13日 木 講義 A203 2変数間の関係、クロス集計と関連係数、散布図と相関係数 8 10月17日 月 演習 A602 Excel操作(クロス集計作成、関連係数の求め方) 9 10月20日 木 演習 A602 Excel操作(関連係数、相関係数の求め方) 10 10月24日 月 講義 A203 データから予測する、平均と分散の統計的推計、統計的検定 11 10月31日 月 講義 A203 統計的検定の手順、目的と尺度で異なる検定、F検定、t検定 12 11月3日 木 講義 A203 χ2検定の原理・方法、クロス集計のχ2検定、Excelでのχ2検定、相関の有意性検定 13 11月7日 月 演習 A602 Excel操作(χ2検定、相関の有意性検定) 14 11月10日 木 講義 A203 データ収集の基本・手順、問題の設定と調査項目、質問と回答の種類、質問作成時の注意点 15 11月14日 月 講義 A203 調査票の作成、調査テーマの決定、ワークショップの進め方 16 11月17日 木 W/S A203 問題テーマの確認と決定、仮説作成、調査項目の洗い出し 17 11月21日 月 W/S A203 調査項目の洗い出し、質問と回答方法の決定 18 11月24日 木 W/S A203 質問と回答方法の決定 19 11月28日 月 W/S A203 調査票の作成、調査方法の検討 20 12月1日 木 W/S A203 調査票の事前調査、調査方法の検討。 21 12月5日 月 W/S A203 この週調査実施、データの分析。 22 12月8日 木 演習 A602 この週調査実施、データの分析、分析論報告書記載要領 23 12月12日 月 演習 A602 データ分析、分析内容検討 24 12月15日 木 演習 A602 データ分析、分析内容検討 25 12月19日 月 演習 A602 データ分析、報告内容検討 26 12月22日 木 演習 A602 データ分析、報告内容検討 27 1月12日 木 演習 A602 データ分析、報告内容検討 28 1月16日 月 講義 A602 データ分析、報告内容検討 29 1月19日 木 講義 A203 最終報告書発表会 30 1月23日 月 講義 A203 最終報告書発表会 |
テキスト | 授業内でノートを配布する |
参考書 | 「データの処理と解析」岩淵千明著、福村出版(1997)\2600 |
評価基準 | 出席(20%)、レポート(40%)、最終レポート(40%)で評価する。 欠席1/3以上は自動的にFとなる。またワークショップに参加し、共同作業を行うことも単位修得の前提となる。 |
URL | |
備考 | |
最終更新日 | 2011/08/02 |